HUUKは、7月28日、Z世代にとっての理想の上司や仕事環境についてのアンケート調査の結果を発表した。同調査は、2023年6月29日、20〜25歳の働くZ世代の1,000人を対象に、インターネットで実施されたもの。

  • 「職場の上司について、自分が思う理想の上司と働いていると思うか」

はじめに、「職場の上司について、自分が思う理想の上司と働いていると思うか」尋ねると、「理想の上司と働いている」が13.3%、「やや理想の上司と働いている」が35.5%となり、「やや理想の上司と働いている」も含めると48.8%の過半数が理想の上司と働いていた。

一方で、「理想の上司と働いていない」が22.1%、「理想の上司像がわからない」が29.1%になるなど、「理想の上司像がわからない」も含めると、約半数のZ世代が理想の上司と働いていないと感じていることも明らかになった。

  • 「上司とのコミュニケーションがうまくいっていると感じるか」

次に、「上司とのコミュニケーションがうまくいっていると感じるか」質問したところ、「うまくいっている」(22.4%)と「ややうまくいっている」(35.6%)を合わせると、58%のZ世代が上司とのコミュニケーションがうまくいっていると感じていることがわかった。

一方で、「どちらともいえない」(26.7%)と「うまくいっていない」(15.3%)を合わせると42%のZ世代が、上司とのコミュニケーションに疑問を感じていることも明らかになった。

  • 上司との理想的なコミュニケーション

上司との理想的なコミュニケーションについて問うと(複数回答可)、「部下の話にまず耳を傾けてくれる」が49%とトップに。次いで、「丁寧でわかりやすい言葉で適切にサポートしてくれる」(46%)、「成果を出した時は部下の実力を認めてくれる」(41.7%)といった回答が続いた。

  • 理想的な上司の特徴

理想的な上司の特徴について調査すると(複数回答可)、「話し方がわかりやすく、仕事の指示出しや伝え方がうまい」と「コミュニケーションがうまく信頼できる」が49%と、同率でトップという結果に。2位は「仕事で結果を出しており尊敬できる部分がある」で36.3%、3位は「部下の成長を促す行動をとってくれる」で35.1%となった。

  • 理想的ではない上司の特徴

理想的ではない上司の特徴について尋ねると(複数回答可)、54.3%が「言動に矛盾があり、話もわかりくい」と回答し、最も多かった。次いで45.5%の人が「コミュニケーションをとってくれない」、43.3%の人が「精神論ばかり持ち出し、言葉に説得力がない」と回答した。