バイアンドホールドは、2023年7月20日~22日に、初めてのボーナスとなる新社会人を含めた全国のZ世代(18歳~25歳)の会社員(正社員)の男女4,000人に、ボーナスの使い道や将来を見据えた投資に対する意欲などを探るためインターネットにてアンケート調査を行なった。
最初に、回答者全員に対して「今夏、ボーナスはいくら支給されましたか。又は支給される見通しですか」と聞くと、「10万円未満」が37%で最多の回答を集めた。「10万円~20万円未満」が20%、「20万円~30万円未満」と「30万円~50万円未満」がともに17%で後に続いた。
次に、「支給されたボーナスはどのように利用しましたか。又は利用する予定ですか」と尋ねたところ「預貯金」が50%で2位以下を大きく引き離してトップになった。2位は「特に決めていない」(20%)、3位は「生活費の補填」(14%)だった。以下、「旅行」(11%)、「ファッション」(10%)、「美容」と「ローンや借金の返済」(ともに9%)が続いた。また、「投資」と回答したのは7%だった。
続いて前設問でボーナスの使い道として「投資」を選択した264人に対し、「どのような金融商品に投資しましたか。又は投資する予定ですか」と尋ねたところ、主な投資先は「投資信託」と「株式」であることがわかった。1位は「投資信託」で58%、2位は「株式」で46%だった。それ以下では「ETF(上場投資信託)」(10%)、「まだ決めていない」(9%)、「FX(外国為替証拠金取引)」(7%)との回答が続いた。
また、「ボーナスを利用して投資を行う理由を挙げてください」との質問では1位が「将来のための資産形成」(63%)、2位が「老後が不安」(42%)となった。その他では「現在、投資を行っている」(36%)、「投資に関心がある」(30%)が多くの回答を集めた。上位2つの回答を見ると「将来への備え」が投資の大きな動機付けになっているようだ。
最後に、実際に投資した金額、又は投資予定の金額を質問した。「5万円未満」が19%で最多。「5万円~10万円未満」が15%で2位となった。それ以降では「10万円~20万円未満」(13%)、「100万円以上」(12%)、「20万円~30万円未満」と「まだ決めていない」(ともに11%)が続いた。10万円ごとの数字で見てみると「10万円未満」が34%で突出した数字となった。