麻布テーラーは7月より順次、ショッピングバッグをはじめ、販売に関わる消耗品をサステナブルな資材へ切り替えていくと発表した。
麻布テーラーは、顧客から発注された商品を仕立てるため、大量生産・大量廃棄を伴わない事業として、サステナブルや環境に配慮してきた。
今回、新たに切り替えを行うガーメントバッグやショッピングバッグでは、麻布テーラーのアイコンとして知られるオリジナルのタータンチェック(通称:麻布タータン)のデザインはそのままに、石油使用量や植物由来の原料への変更により、サステナブルな資材へリニューアルを行う。
ガーメントバッグについては、外側の材質をポリエステルから再生PETに変更。再生PETは回収したペットボトルをリサイクルして製造するため、生産時に発生する石油の使用量を削減できるという。
ショッピングバッグについては、「森林の管理が環境や地域社会に配慮して適切に行われているかどうか」を評価・認証し、そうした森林からの生産品であることを証明するFSC認証紙へ変更。これにより、森林破壊に加担するリスクを減らす。
さらにインクについては、再生産可能な大豆油、ヤシ油、パーム油、亜麻仁油、桐油等植物から生産された油や、使用済みテンプラ油などの廃食用油をリサイクルした再生油で作られたベジタブルオイルインクを使用するとしている。