工機ホールディングスは7月26日、電動工具ブランド「HiKOKI(ハイコーキ)」から、コードレスピン釘打機2機種を発表した。

価格とラインナップは、36Vバッテリーで稼働する「NP 3635DA」が65,230円、10.8Vバッテリーで稼働する「NP 1235DA」が59,400円(どちらも本体のみ)。NP 3635DAは9月上旬に発売し、NP 1235DAは7月26日から全国の電動工具取扱販売店などで販売開始している。

  • NP 3635DA

  • 「NP 1235DA

NP 3635DAは、36Vマルチボルト蓄電池とブラシレスモーターの採用により、レスポンス(トリガを引きモーターが動作してから釘が打ち込まれるまでの時間)が従来モデルに比べて約35%短縮(参考値)。より軽快な打込みが可能になった。

2機種共通の特徴として、本体のドライバーブレード先端を細くしつつストレート部を長くした。これにより部材への打痕が目立ちにくくなり、施工後の仕上がりが向上している。また、独自の反動低減機構により、反動で生じる打込み力の低下やドライバブレード先端の振れを抑え、釘浮きや部材の破損を低減した。

  • 先端幅は約15%スリム化した

本体サイズ/重さは、NP 3635DAがL227×H270mm/2.3kg(BSL1240M装着時)、NP 1235DAがL227×H264mm/1.9kg(BSL36A18X装着時)。使用釘の装てん数は100本(1連)、長さは15mm、19mm、25mm、30mm、35mm、線径は直径0.6mm。ノーズキャップ(2個)・六角棒スパナ(3mm)・ドライバブレード・保護メガネ・電池カバーが付属する。

  • 「ドライバブレード交換機構」により、ドライバブレードが破損・摩耗したときに、付属の六角棒スパナで、ユーザー自身で交換可能。また、ボルトを抜かずに緩めるだけで詰まった釘を除去できる