モデルの梨花が、きょう29日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『マツコ会議』(毎週土曜23:00~)に出演する。
今年、マツコ・デラックスと同じ50歳を迎え、初共演となる梨花。東京の下町、墨田区曳舟に生まれ、厳格な父に厳しく育てられたという梨花は、高校3年生の時に表参道でスカウトされて芸能界デビューし、たった1年で『JJ』や『CanCam』など人気ファッション誌の表紙を飾り、今ではその回数が日本史上最多の350回以上というほどの現役人気モデルだ。
一方で、モデル業だけでなく、20歳の時に音楽バラエティ番組のアシスタントとしてタレントデビューし、そこから約10年以上、NGなしの歯に衣着せぬキャラクターでバラエティ番組の女王として引っ張りだこに。今回は、当時の映像も紹介する。
38歳で待望の長男を出産し、現在はモデル活動もしながらハワイでの子育ては10年目を迎えている。
バラエティで活躍していた頃の映像を見たマツコは「日本人ってあんまり(自分を)晒さないじゃない? でも梨花ちゃんの場合はただきれい、ただ生き方がかっこいいってだけじゃなくて、人となりみたいなのをみんなが勝手に、想像できるくらいの要素をテレビでいっぱい言ってくれてたから感情移入できるのよ」と、バラエティタレントとして活躍する一方で、モデルとしても多くの女性たちから支持される梨花の生き様を分析する。
さらに、「昔もさ、全部さらけ出してたわけじゃないけど、みんな(バラエティ番組を)命懸けでやってたじゃない?」と問いかけると、梨花は「いや、刺されるか刺すか!みたいな。いかに相手にダメージを与えるかだから!」と切り返す。衰えていない切れ味ある梨花節にマツコも思わず笑ってしまうものの、自身のテレビへの想いや考え方が共鳴しあう展開に。
子育ても少し落ち着き、マツコと同じ50歳を迎えた梨花に心境の変化が生まれたという。「ちょっと考えちゃったの。鏡を見た時に楽しそうに見えない自分がいて、このまま死ぬのかなっていう」「“死”っていうのがチラチラしてきたんだよね」と本音を漏らすと、マツコも「わっかるわ~!」「別に何かしたいとかじゃないけど、50歳になった時にもう1回、ちょっと自分を取り戻そうって思った」と共感する。
このままでは終わりたくないと、自分を取り戻すべく、梨花はとある場所に駆け込んだというが…。
初対面にもかかわらず、懐かしい友達と話しているような空気感の2人。番組では育児の場として選んだハワイの生活についてなど、母親としての梨花にも迫る。