タカラトミーアーツは、おにぎり専門店が提供するようなふわふわなおにぎりを、手軽に作れるおにぎり製造マシン「究極のおにぎり」を、8月10日に発売すると発表(pdfが開きます)した。価格は税込4,378円だ。ネットでは「面白い発想!」「欲しい」などと話題となっている。
「究極のおにぎり」は、同社が展開する様々な“食”の究極を追求する「究極シリーズ」の第4弾で、アツアツでふわふわなおにぎりを簡単に作れる商品だ。炊き立ての熱いご飯を付属の「おにぎりケース」にセットして、本体の「おにぎりスタンド」のレバーを倒すだけ。すると、「おにぎりケース」が自動で回転し、約30秒後に止めると、外側はもっちりと、内側はふわふわなおにぎりが完成する。同社によると、「専門店の職人がにぎったようなアツアツ出来立てのふんわりとしたおにぎりに仕上がる」とのこと。
また、白米だけでなく中に具材をいれたり、具材が混ざったご飯を使用したりすることで、様々な種類のおにぎりを堪能できるそう。商品に同梱されている取扱い説明書では、9種類のアレンジレシピが紹介されている。さらに、「卵黄醤油漬け」を作れる専用の「卵黄トレー」も付属している。
本商品は、完成したおにぎりに“艶”と、内側から空気を含んだ“ふんわり感”がでるように設計。お米をいれる「おにぎりケース」の形状から、回転スピード、ご飯の重みを考慮した打ち付ける強さなど細部にいたるまで、調整を重ねて開発したそうだ。回転することでご飯が動き、均等にケースの内面に触れ“艶”を出し、またご飯の粒がつぶれない程度の適度な重力により、“ふんわり感”を保てるのだとか。
「究極シリーズ」は、身近な食材に玩具の力でひと工夫加えることで、究極の味を探究できる商品として好評のシリーズで、これまで2017年にシリーズ第1弾となる「究極のTKG」(たまごかけごはん)が発売され、続いて「究極のNTO」(納豆)、「究極のMYO」(マヨネーズ)と第3弾まで発売されている。
「究極のおにぎり」は税込4,378円で、全国の雑貨店や量販店、玩具専門店などの玩具売場などで取り扱う。ちなみに同商品は、あきたこまちの名産地として知られる秋田県羽後町の、2023年度ふるさと納税返礼品として採用されている。
ネット上では「いいね」「欲しいー」「面白そう」「人の手で握ったのがダメな人はありでは」「子供好きそう」「面白い発想ですね!」などの声が寄せられた。