音楽劇『精霊の守り人』の開幕直前取材が27日に東京・日生劇場で行われ、明日海りお、梅田彩佳、渡部秀、水石亜飛夢、小野塚勇人(劇団EXILE)、健人、唐橋充、黒川想矢、込江大牙、雛形あきこ、村井良大、山崎樹範が出席した。

  • (左から)唐橋充、健人、込江大牙、小野塚勇人(劇団EXILE)、黒川想矢、梅田彩佳、明日海りお、村井良大、渡部秀、山崎樹範、水石亜飛夢、雛形あきこ

    (左から)唐橋充、健人、込江大牙、小野塚勇人(劇団EXILE)、黒川想矢、梅田彩佳、明日海りお、村井良大、渡部秀、山崎樹範、水石亜飛夢、雛形あきこ

同作は、ファンタジー小説の名手・上橋菜穂子氏による同名小説を、日生劇場開場60周年を記念し初めて舞台化。精霊の卵を宿した幼いチャグム皇子(黒川、込江)と、皇子を守る凄腕の短槍使い、用心棒・バルサ(明日海、梅田)の冒険を、スペクタクルあふれる音楽劇として届ける。

主人公・バルサを演じる明日海は「スタッフの皆様、演者含め健康でこの日を迎えられて幸せに思っています。これからゲネプロということであまり大口は叩かないで、初日まで心を込めて慎重に稽古を重ねてまいりたいと思います」と謙虚にコメント。

明日海とともにWキャストで主演を務める梅田も、「日生劇場から始まり、たくさんの場所に飛び越えていけることを楽しみにしております」と全国での公演に期待を寄せ、「いろんな劇場で小さいお子さんが観てくださるので、何を得て帰ってくださるのか……。1つでも多くのものを持ち帰っていただきたいので、最後まで精いっぱいがんばります」と意気込んだ。

また、バルサの幼馴染・タンダを演じる山崎は「Wキャストゆえに客観的に観ることができていまして、いち視聴者として本当に……本当におもしろい舞台になっております!」と力説。「メインのお芝居ではない繋ぎの部分ですらも美しい舞台。皆さんもゲネを是非観て帰ってほしい! 本当にすばらしい舞台なんで!」と集まった報道陣に語りかける場面も見られた。

しかし、取材後行われるゲネプロはWキャストの村井が出演する予定となっており、「こんなに強気に話しているのに、この後の舞台は村井くんバージョン(笑)。僕もいちファンとして観させてもらいます!」と話し、笑いを誘っていた。

舞台写真

(C)曳野若菜