マイナビは、全国の15歳以上の男女1万4,000人(男性6,767名、女性7,233名)を対象に、「マイナビ ライフキャリア実態調査2023年(ライフ編)」を行った。調査期間は2023年4月6日から4月11日まで、インターネットにて実施。
16歳から64歳までの既婚者に対して自身と配偶者の働き方について聞いてみたところ、「共働き」と回答したのが73.6%で7割を占めた。
共働き世帯のうち、「夫婦ともに正社員」が44.8%、「夫が正社員・妻が正社員以外」が30.7%で、夫が正社員の割合を合計すると75.5%に及ぶ。
共働き世帯の家事・育児時間と労働時間については、家事育児時間ではいずれの働き方でも女性の方が平均時間が長く、労働時間ではどの働き方でも男性の方が長かった。
20歳から39歳までの既婚男女のうち、子どもがいない層と子どもが1人の層は、6割以上が「今後子どもが欲しい」または「できれば今後子どもが欲しい」と回答した。
現在子どもがいない人で「子どもは欲しくない」「できれば今後子どもは欲しくない」と回答した理由として、「育てる自信がないから」(47.0%)、「子どもを育てるのにお金がかかるから」(46.7%)、「子どもが産まれるのにお金がかかるから」(40.3%)などが上位に挙げられた。
20代から60代までの独身で一人暮らしの男女のうち、普段の私生活で「孤独や孤立を感じている+やや孤独や孤立を感じている」との回答が最も多かったのは、男性は30代(39.6%)で、女性は50代(41.2%)だった。
しかし、30代男性で孤独・孤立感を感じていても私生活に「とても満足していた+やや満足していた」と回答したのは10.1%と、20代の47.2%よりも大幅に減少している。