ソニー生命保険は7月25日、「中高生が思い描く将来についての意識調査」の結果を発表した。調査は6月8日~14日、全国の中学生・高校生(中高生)1,000名(中学生200名、高校生800名)を対象にインターネットで行われた。
将来なりたい職業「YouTuber」「絵を描く職業」「公務員」「看護師」
将来なりたい職業を聞いたところ、男子中学生は、1位「YouTuberなどの動画投稿者」(22.0%)、2位「ITエンジニア・プログラマー」(17.0%)、3位「プロスポーツ選手」(15.0%)、女子中学生は1位「絵を描く職業(漫画家・イラストレーター・アニメーター)」(19.0%)、2位「ボカロP(音声合成ソフト楽曲のクリエイター)」(17.0%)、3位「YouTuberなどの動画投稿者」「歌手・俳優・声優などの芸能人」(いずれも16.0%)という結果に。
一方、高校生についてみると、男子高校生では1位「公務員」(15.8%)、2位「ITエンジニア・プログラマー」(11.8%)、3位「会社員」(10.0%)、女子高校生では1位「看護師」(14.2%)、2位「公務員」(11.5%)、3位「保育士・幼稚園教諭」(10.3%)となった。
目標平均年収は中学生805万円、高校生757万円
次に、30歳時点の目標年収のイメージをもっている人(642名)に、30歳時点の目標年収を聞いたところ、「400万円」(15.1%)や「500万円」(19.2%)、「600万円」(12.1%)などに回答が集まり、平均は中学生が805万円、高校生が757万円という結果に。
また、中高生の親世代の年齢である45歳時点では、「500万円」(12.3%)や「600万円」(13.1%)、「700万円」(10.8%)、「800万円」(10.1%)、「1000万円」(10.6%)、「3000万円以上」(13.1%)などに回答が分かれ、平均は中学生で1,199万円、高校生は993万円となった。
「結婚したい」「子どもがほしい」「家庭第一の生活をしたい」が多数派
続いて、将来のライフイベントやライフスタイルについて2つの例を提示し、自身の気持ちや考えがそれぞれどちらにあてはまるかを聞いた。
その結果、結婚については、中学生、高校生ともに「独身」でいるよりも「将来、結婚したい(計)」(中学生61.5%、高校生68.3%)が多数派となり、特に、男子高校生では70.3%と高い割合に。また、子どもについては、中学生、高校生ともに「将来、子どもがほしい(計)」(同49.5%、60.6%)の方が多数派となった。
ライフスタイルについては、中学生、高校生ともに、仕事よりも「将来、家庭第一の生活をしたい(計)」(同46.0%、55.8%)が多数派に。
さらに、住宅購入についても聞くと、中学生、高校生とも「将来、マイホームをもちたい(住宅を購入したい)(計)」(同73.5%、67.3%)と考えている人が多く、「マイホームをもちたくない」という中学生、高校生はいずれも1割程度。住環境については、将来、「田舎」よりも「都会で暮らしたい(計)」(同51.0%、48.5%)が多数派となった。
なりたい大人1位は大谷翔平
次に、“将来、こういう大人になりたい”と思う有名人を聞いたところ、1位「大谷翔平さん」、2位「HIKAKINさん」、3位「橋本環奈さん」、4 位「明石家さんまさん」、5 位「西村博之さん」という結果に。
男女別にみると、男子の回答では1 位「大谷翔平さん」、2 位「HIKAKIN さん」、3 位「明石家さんまさん」、女子の回答では「橋本環奈さん」がダントツの1位となり、次いで2 位「HIKAKIN さん」、3 位「上白石萌音さん」と続いた。