「しゅふJOB総研」は7月25日、「男性の育休取得」をテーマに行ったアンケート調査の結果を発表した。同調査は、2023年3月15日~3月22日の期間、441人の既婚女性を対象にインターネットで実施されたもの。
はじめに、男性の育児休暇所得についてどう思うか尋ねたところ、「取得するべき(必ず取得すべき+状況によっては取得するべきの合計)」と回答した既婚女性は93.8%という結果に。
また、「育休を取るべき」と回答した未婚女性は84.1%。既婚女性の割合(93.8%)と比較すると、未婚女性の方が「育休を取得すべき」と考えている人が1割ほど少ない結果となった。
男性の育休取得を促進する法律が施行されてから変化を感じたことを聞くと、63.7%の人が「変化を感じたことは何もない」と答えた。次いで、「男性の育休取得者が増えた」と回答した人が16.3%、「育休取得の意向を聞かれる男性が増えた」と回答した人が9.5%という結果になった。
また、未婚女性と既婚女性の回答結果を比較すると、どちらも割合にあまり違いがないことが判明。
法施行後の変化についてコメントを求めると、「主人も妊娠が発覚した昨年の6月に自ら『俺1年間育休取得する!』と言った」「現実は厳しいと思う」「保育園の送迎など男性が増えたように感じる」「育休という名目でただの休みと思っている人が増えないか心配」「職場で育休取得する男性がおり、驚いた」との声が寄せられた。