AMDが中国向けに提供を行っていたデスクトップ向けプロセッサ「AMD Ryzen 5 7500F」が、今後グローバルでもOEM向けに販売されるようだ。独HardwareLuxx(外部リンク)が報じている。
Ryzen 5 7500Fは、製品ページが用意されながらも中国以外での販売が行われてこなかったプロセッサ。すでに製品ページではグローバルで入手可能だとされているが、グローバル向けはOEMへの供給のみとなる模様。中国ではWraith Stealthを同梱したボックス版の販売が行われるという。
製品としては型番末尾に“F”が付されており、グラフィックスを統合していない点が特徴。Intelもデスクトップ向けの内蔵グラフィックス非搭載製品に“F”をつけて命名しており、このルールに準拠している形だ。Zen 4ベースの6コアCPUで、TDPは65W。クロックがRyzen 5 7600よりも100MHz低いとのことで、ベースクロックは3.7GHz、ブーストクロックは5.0GHzに設定されているようだ。
すでにベンチマークテストの結果も公表されており、中国Expreview(外部リンク)で知ることができる。