名古屋鉄道は、西尾市制70周年記念事業に協力し、9月9日から西尾線・蒲郡線を走る6000系ワンマン車両1編成(2両編成)に復刻塗装を施して運行すると発表した。

  • 復刻塗装車両イメージ

今回の復刻塗装は、かつて西尾線・蒲郡線を運行していた5500系の塗装をイメージしたもの。当時を懐かしんでもらうとともに、西尾・蒲郡観光活性化のコンテンツとしても活用する。

運行初日の9月9日、10時15分から西尾駅東側歩行者連絡通路内「おいでっき」にて「復刻塗装列車発車式」を開催。西尾駅10時57分発の団体列車(蒲郡行)の発車に合わせ、西尾市・蒲郡市の両市長らによる挨拶とテープカット、西尾駅長による発車合図を行う。この列車は「西尾市制70周年貸切列車」として、発車式の後、西尾~蒲郡間で2往復運転(運転時刻は西尾駅10時57分発・12時57分発、蒲郡駅12時2分発・14時2分発)。西尾発蒲郡行は西尾市民、蒲郡発西尾行は蒲郡市民を対象とした団体列車として運行され、各回親子枠16組32席・一般枠(市内在住)32席を募集する。詳細は両市の公式サイトで案内される。

なお、復刻塗装列車はおもに蒲郡線で運行されるが、名古屋本線・犬山線など他の線区でも運行予定とのこと。その他、復刻塗装列車の運行に伴う記念乗車券・記念キーホルダーの発売も予定しており、詳細は決まり次第、改めて発表される。