ケイティケイは7月25日、「日々の消費行動と環境意識」に関する調査結果を発表した。調査は7月11日、全国の男女500人(女性309人/男性186人/その他5人)を対象にインターネットで行われた。
食品を購入する際に賞味期限を確認するか聴取したところ、8割が「賞味期限を確認し、期限が遠い(期限までの日数がなるべく長い)ものを選ぶ」(80%)と回答。理由を聞くと、「期限までの日数が短いと食べきれない」「新鮮なものを選びたい」が上位に。
一方、「賞味期限を確認し、期限が近い(期限までの日数が短い)ものを選ぶ」人は11%。「廃棄になるともったいない」「その方が合理的だから」といった理由があがった。
続いて、陳列された商品を手前から取る「てまえどり」の実践状況を聞いたところ、「手前から取る」(40%)人よりも、「奥から取る」(60%)人の方が多い結果に。
手前から取る理由を聞くと、「手に取りやすい」という理由がダントツに多く、次いで「食品ロスを減らす」「賞味期限切れになるともったいない」「奥から取る理由がない」が上位に。一方、奥から取る理由としては、多い順に「新鮮なものを選びたい」「感染症など、他人が触れたものは不安」「ほこりが被って汚れていそう」「手前から取る理由がない」となった。
次に、その商品がどのように環境負荷低減につながるかを教えてくれる「エコマーク」「グリーンマーク」「カーボン・ニュートラルラベル」といった「環境ラベル」について、その認知度を調べたところ、36%が「知らない」と回答。
「よく知っている」「いくつか知っている」という人は23%で、そのうち、53%の人が、商品購入の際に“環境ラベル”の有無が「多少影響する」と回答した。
続いて、環境に関する言葉で印象が良いと感じる言葉を教えてもらったところ、1位「エコ」、2位「リサイクル」、3位「地球に優しい」「環境に優しい」が上位に。こうした言葉が購買意欲に関係するか尋ねたところ、「とても関係する」(7%)、「多少関係する。値段や性能も検討して購入する」(57%)という人は6割を超えた。