三菱電機 霧ヶ峰PR事務局は、2023年6月16日~18日の期間、小学生以下の子どもがいる夫婦(東京・大阪在住の男女600名)を対象に、「夏の就寝時に関する調査」を実施した。以上の結果を受け、睡眠環境プランナーの三橋美穂さんによる夏場の就寝時における「快眠温度」「快眠湿度」と、それを実現するための上手なエアコンの使い方を紹介する。
就寝時にエアコンを使用しているにも関わらず、「寝苦しさ」に悩んでいる人が50.3%にのぼり、エアコンをうまく活用できていない方が多いことがうかがえる結果となった。
また、就寝時のエアコン使用については、つけっぱなしが推奨されているが、「一晩中つけている」は42.4%と、半数以下という結果になった。
睡眠環境プランナーの三橋美穂さんによると、快適に眠るためには布団の中の「快眠温度」(約33℃)・「快眠湿度」(約50%)を実現するのがポイントだという。布団の中の温度と湿度をコントロールするには、エアコンの使い方や寝具を工夫するとよいとのこと。
また、調査では就寝時のエアコン使用について「タイマーを設定している」40.0%、「つけたり、消したりしている」が13.3%と、半数以上の人が「つけっぱなし」にしていなかった。しかし、三橋先生によると、快眠のためには”一晩中つけっぱなし”がおすすめとのこと。
夏、就寝の際のエアコン使用時お悩みを調査した結果、上記のランキング結果となった。エアコン使用時の悩み1位は「電気代が高くなる」で66.7%。電気代が気になる人は「設定温度28℃でつけっぱなし」+「通気性の高い敷パッド」がおすすめだという。
エアコン使用時の悩み2位は「子どもにとって適切な温度かどうかわからない」で44.3%。3位は「子どもやパートナーと体感温度が違う」で34.3%となった。子どもの適温は「大人の適温-1~-2℃」が目安とのこと。家族で体感温度差がある場合は「暑がりさんに設定温度を合わせる」のがおすすめだという。
エアコン使用時の悩み4位は「就寝時、エアコンをつけていると寒い」で27.5%。「就寝時、エアコンをつけていると寒い」という人は、体温が高い寝始めは室温を低くし、入眠後に室温が高くなるようにする“2段階の温度設定”がおすすめとのこと。