BRITA Japanは7月20日、夜の熱中症に関する調査結果を発表した。調査期間は7月7日~10日、調査対象は20代~60代の個人、有効回答は634人。

  • 夏の就寝中や起床時、このような症状を感じたことはありますか? 「BRITA Japan調べ」

まず、夏の就寝中や起床時に感じたことがある症状を聞くと、「筋肉がつる」(26.5%)、「倦怠感」(26.2%)、「頭痛」(26.0%)、「めまい」(15.9%)など、熱中症と同じ・似た症状を感じたことがある人は63.4%に上った。

一方、夏の就寝時に熱中症対策をしている人は56.2%にとどまり、対策をしていない人が43.8%を占めた。

  • 夏の夜、就寝時に熱中症対策をしていますか? 「BRITA Japan調べ」

熱中症対策をしない人の理由については、1位「夜間/就寝中に熱中症の危険を感じたことがないから」(32.7%)、2位「夜は気温が下がるから」(32.4%)、3位「熱中症対策(冷房をつける等)をするとお金がかかるから」(22.7%)となった。

  • 夏の夜、就寝時に熱中症対策をしない理由はなんですか? 「BRITA Japan調べ」

夜の熱中症対策のひとつに挙げられる水分摂取については、8割以上が就寝前に100ml以上の水分摂取をしていたものの、「水分摂取はしない」人も13.2%いる結果に。理由としては、1位「必要性を感じないから」(48.8%)、2位「就寝中のトイレが気になるから」(29.8%)と続いた。

  • 夏の夜、就寝前に水分摂取をしない理由はなんですか? 「BRITA Japan調べ」

さらに、1日の水分摂取量について調べると、75.2%が一般的に必要とされる水分摂取量約2Lを満たしていないことが判明。また、熱中症に有効とされる水分摂取頻度は30分に1回以上だが、 達成できている人は27.5%にとどまり、2021年調査(39.4%)と比べ減少したことがわかった。

  • どのくらいの頻度で水分摂取をしていますか 「BRITA Japan調べ」