トヨタ自動車は7月24日、定額制多拠点居住プラットフォームを運営するアドレスが提供する全国の生活拠点に滞在し、給電車を活用したテレワークを体験できる「『クルマでワーケーション体験』モニターキャンペーン」を開始した。
同キャンペーンは、給電車で社会を変える「#電気が動くとできること」プロジェクトの一環として実施する。このプロジェクトは、クルマから電気を取り出せる給電車によって、もっと暮らしの可能性を広げたいという思いから、さまざまな課題と向き合う人々とともに取り組んでいる。
今回は、全国に数百カ所ある生活拠点でワーケーションを推進するアドレスと協業し、給電車を活用したテレワーク"エレワーク"を体験できる取り組み。エレワークとは、電気(electricity)とテレワークを掛け合わせた造語で、給電車の電気を活用して場所を選ばず自由に働くことを指す。
実際にエレワークを体験した人からは、「キャンプ場でも快適な環境で仕事ができ、料理もできたりすることに感動しました。給電車があるだけで、好きな時に、好きな場所で、好きな暮らしを、家族揃って実現できるかも。そんな期待を感じる貴重な体験でした」「これまではコンセントがある場所を事前に探して仕事をしていました。給電車があれば、いつでも自由に、外でも仕事をすることができるので、ワーケーションの選択肢がすごく広がりました」といったコメントが寄せられている。
今夏は節電が呼びかけられている中、給電車の電気を活用することで、避暑地でのエレワークや、家族とのレジャーの合間のエレワークなど、従来のテレワークのやり方が進化していくと考えられる。同キャンペーンにより、仕事と余暇を両立するワーケーションに、新しい選択肢を提供する。
モニターの応募は8月20日まで受け付ける。応募条件は、トヨタの給電車を所有し、体験内容をレポートできる者。応募者の中から3名に、全国数百か所に滞在可能な定額住まいのサービス「ADDress」の3カ月分の会員料金(計2万4,400円)をキャッシュバックする。