俳優のムロツヨシが、映画『身代わり忠臣蔵』(2024年2月9日公開)の主演を務めることが25日、明らかになった。
同作は土橋章宏氏による同名小説の実写化作で、同氏が脚本も担当する。嫌われ者の旗本、吉良上野介(ムロツヨシ)が城内で恨みを募らせた赤穂藩主に斬りつけられ、お家取り潰しの危機に両家とも大ピンチ。吉良家家臣からは殿にそっくりな弟・孝証(ムロツヨシ)を身代わりにして、幕府を騙し抜く策が提案される。一方切腹した赤穂藩の部下、大石内蔵助(永山瑛太)は、仇討の機会をうかがっているような、いないようなという状況で、世紀の大芝居「身代わりミッション」が幕を開ける。
主演のムロは、主人公・吉良孝証(きらたかあき)とその兄・吉良上野介を演じる。2役に挑むのは今作が初で、皆が怖がる存在として威圧的に、もう一方では明るく熱くと、性格が真逆の兄弟を演じ分ける。プライベートでもムロと親交が深く、映画としては20年ぶりの共演となる、永山瑛太が相手役・大石内蔵助として参戦。監督は『総理の夫』、『かぐや様は告らせたい」』シリーズの河合勇人が務め、時代劇映画を脈々と生み出し続けてきた、時代劇のプロフェッショナル達が集う東映京都撮影所が製作する。
あわせて到着したティザービジュアルには、両側にムロが2役演じる吉良上野介と額に傷をもつ弟・孝証が写っている。その中央には刀を構える永山瑛太演じる大石内蔵助の姿。キャッチコピーは「バレたら打ち首、良くて切腹」と書かれ、彼らの行く末が気になるデザインに仕上がっている。
ムロツヨシ コメント
とある和尚役のムロツヨシです。
永山瑛太さんとは映画としては20年ぶりの共演。
『身代わり忠臣蔵』この謎めいたタイトル、どのような展開が待っているのか。
江戸時代の討ち入り舞台にした世紀の身代わりミッション、お楽しみに!
永山瑛太 コメント
大石内蔵助役の永山瑛太です。
令和の天才俳優ムロツヨシさんが主演ですから、この映画間違いなしです。
ご期待ください!
河合勇人/監督 コメント
監督の河合勇人です。
ムロさんが謎の一人二役。瑛太さんが敵役にして無二の親友。
二人の時代劇ガチコメディエンタテインメントムービー。
面白くないはずがない。乞うご期待!必見です。
土橋章宏/原作・脚本 コメント
「忠臣蔵」は日本史上最大の復讐劇。しかしそこには大きな秘密が隠されていた!?
誰が正義か、悪いのは誰か、見る人によって善悪は入れ替わる──。
歴史を知っている人も知らない人も楽しめる2時間ノンストップ時代劇です。
そして日本を代表する二人の名優、ムロツヨシさんと瑛太さんが夢の共演!
今から完成が楽しみです。ご期待ください!
(C)2024「身代わり忠臣蔵」製作委員会