お笑いコンビ・アンタッチャブル(山崎弘也、柴田英嗣)がMCを務める、カンテレ・フジテレビ系バラエティ番組『ひらけ! パンドラの箱 アンタッチャブるTV』(毎週火曜21:00~)がきょう25日に放送される。
世界的にもトップクラスの超リッチな都市・香港。1億円以上の資産を持つ富裕層が人口の約9%もおり、中でも資産10億円以上の金持ちしか住めない住宅街があるという。そんな香港でアンタッチャブルの2人が目指すのは、繁華街・九龍から車で約15分の香港島。アジア最高峰の超高級住宅街は、山を迂回した南側にあり、観光客が立ち入るような場所ではない。レビューには「この住宅街は異世界 どんな生活を送っているのか想像できない」「資産10億円未満は住むことを考えることすら許されない」「山頂には土地代300億円の家がある」など、庶民には想像もつかない数々の文言が。本当にそんな住宅街は存在するのか、一つ一つ真偽を検証していく。
高級住宅街は主に3つのエリアに分かれている。まず向かったのは香港で最も美しいビーチを誇る「レパルスベイ」。ビーチを囲むように並んでいる巨大な建物はリゾートホテルではなく、全て超高級マンションだ。早速ビーチで聞き込みを開始するが、日本ではあり得ない答えとその光景に2人は息をのむ。そして35階建ての最上階にある空き部屋に潜入して判明した香港最強クラスのマンションの全貌とは。
次に向かったのは、丘の上に一軒家の豪邸が立ち並ぶ街・スタンレー。柴田が「ビバリーヒルズっぽいよね!」と興奮気味に語ると、山崎も「雰囲気がね! 低層で作っているお金持ちの集まり」と、1軒あたりの敷地がとんでもなく広く、どの家も高い柵や塀が道沿いに果てしなく続いている独特な街並みに圧倒される。「じゃあ行こう! 柴田さん!」「怒られない? 本当に……」と会話を交わし、ついに柴田が3階建てでプールも付いている大豪邸の住人にアポなしでの接触を試みる。
そしていよいよ頂点に君臨する金持ちが住む、山頂の「ヴィクトリアピーク」へ。そこは、これまで見てきた高級住宅街がかわいく見える程のラスボスエリア。展望台は、香港100万ドルの夜景を眺められるスポットとして有名で、その景色を独り占めするために、選ばれし者たちがわざわざ山の上に豪邸を建てているのだ。その中でも1軒、異質なスケールの建物がそびえ立っていた。近づいてみると高さ40m以上、横幅は100mを超え、カメラに収まりきらないほどの大豪邸。本当に土地代だけで300億円もするのか、完全にビビりながら警備員のもとへと向かう柴田に山崎が「本当に柴田さん、気を付けてね。香港政府から怒られる可能性があるよ。最後の仕事になっちゃうから!」と声を掛ける。
その後2人はヴィクトリアピークの中で豪邸を見せてくれるという人物にたどり着く。彼の名はセシル。手掛かりとなる写真には、光沢感があるグレーのスーツに胸をワイルドに開けた白シャツの男性が。金色のサングラスをかけ、レンズには反射でなにやら豪華極まりないテーブルが写り込んでいる。「どう見ても“香港のドン”じゃない!? OKなのは、もしかして『命と引き換えに』っていうワケじゃないよね?」と山崎が不安がる中、女性2人を従えて男性が近づいてくる。「ちょっと待って、逆におじいさんだから怖い! ゆっくり来るやつ!」と恐怖のあまり取り乱す柴田。ついに姿を現した謎の金持ち“セシル”の正体とは。