ソニーストアは、対象の完全ワイヤレスイヤホンを新規購入する人向けのあんしんサービスを強化。7月25日から「ヘッドホン ケアプランワイド」を提供開始する。破損や水濡れも年間1回無償で修理でき、片側紛失も定額保証。1台ごとの契約となり、利用料金は年3,300円。
ソニーストアで購入履歴がある人や、My Sony IDを新規取得した人には初年度50%オフクーポンを発行するため、適用後の初年度利用料金は1,650円となる。サービスは1年ごとに利用継続/終了が選べ、終了の申し出がなければ以後も自動で1年間更新となり、そのさいにかかる更新料金は年3,300円。なお、製品注文後の追加やサービス単体での申し込みはできない。
サービス開始時点の対象機種は、同日発表の「WF-1000XM5」1機種のみだが、ソニーによれば9月1日以降、下記の6製品を対象製品に追加するとのこと。
- LinkBuds S(WF-LS900N)
- LinkBuds (WF-L900)
- LinkBuds UC for Microsoft Teams (WF-L900UC)
- WF-XB700
- WF-C500
- WF-C700N
ヘッドホン ケアプランワイドでは、「電車の中でイヤホンを片方なくした」、「うっかりイヤホンを水濡れさせてしまった」、「ウォーキング中に落として踏んでしまった」といったケースにも幅広く対応する。保証範囲は以下の通り。
- 修理(メーカー保証内容相当):何回でも無償
- 修理(破損、水濡れなど偶然の事故):利用期間(1年間)の1回目は無償、2回目以降は50%オフ
- 紛失(片方のイヤホン紛失):一定免責額で提供(WF-1000XM5は5,500円)、利用期間(同)で1回まで
ソニーによると、完全ワイヤレスイヤホンの購入者からの保証・紛失サービスへの関心度は高く、実際の加入率は「紛失あんしんサービス」、「有償長期補償サービス」のいずれも約3割を占めると説明。ソニーストアでの完全ワイヤレスイヤホンの買い換えサイクルは2年強だが、既存の長期保証サービスでは3年または5年しか選べなかったため、「完全ワイヤレスイヤホンに必要なサービスを、ユーザーに必要な期間で利用できるようにする」ことを目的に、新しい「あんしんサービス」の提供開始を決定した。