明光ネットワークジャパンは、「部活動に所属する子どものサポート実態調査」の結果を2023年7月21日に発表した。調査は2023年7月6日~10日の期間、中学1年生~高校3年生の部活動に所属する子どもを持つ保護者1,000名を対象にインターネットにて実施したもの。
まず、子どもに所属している部活動を引退するまで続けてほしいかと尋ねたところ、93.6%が「続けてほしい」との結果に。
次に、子どもが所属する部活動の夏休みにおける練習量は、「適量」(42%)に次いで「どちらかというと多い」(17.5%)、「少ない」(10.5%)と続いた。
子どもは学業と部活動を両立できていると思うかとの質問に対し、65.8%が「両立できている」と回答。また、部活動が受験に及ぼす影響を尋ねたところ、「良い影響を及ぼすと思う」(46.7%)が約半数で、「悪い影響を及ぼすと思う」は11.7%にとどまった。
子どもが部活引退後、受験勉強への切り替えに不安を感じるかと尋ねたところ、「不安を感じている」(36.9%)より「不安を感じていない」(37.1%) の割合が僅差で高い結果に。
子どもの部活動をサポートする中で一番大変なことに対し、「部活動に関連する費用的な問題」(49.6%)が最も多く、2018年の同調査と比較して2倍以上の回答だった。次いで「お弁当の準備」(28.4%)、「遠征などへの送迎・同行」(25.6%)と続いた。