俳優の成田凌が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『転職の魔王様』第2話がきょう24日(毎週月曜22:00~)に放送される。
額賀澪氏による同名小説を映像化する同作は、「転職の魔王様」の異名を持つ毒舌敏腕キャリアアドバイザーが、求職者の仕事や生き方への悩みを辛辣な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させる“転職”爽快エンターテインメント。
成田や小芝のほか、石田ゆり子、山口紗弥加、藤原大祐、おいでやす小田、前田公輝と、個性豊かなキャストが集結し、スタートした第1話。早速“魔王様”来栖(成田)の、「転職限界年齢は35歳。女性の場合は、30歳といまだに言う人もいます」「私たちキャリアアドバイザーは、転職される方の味方とは限りません」「自分の価値くらい、自分で決めたらどうですか?」といった忖度のないストレートな言葉が飛び出した。そして相手の顔色ばかりうかがってしまう迷える社畜・千晴を演じた小芝の演技には、4月クールのドラマ『波よ聞いてくれ』(テレビ朝日)の主人公“やさぐれ女”ミナレからの変貌ぶりに、称賛の声が上がっている。
第2話では、キャリアアドバイザー見習いとなった千晴が、資格もスキルもない32歳の派遣社員・宇佐美由夏(早見あかり)の担当に。早見が演じるのは、非正規雇用ゆえ自分に自信が持てず、そのせいでいつしか結婚に安定を求めるようになった女性。しかし結婚を考えていた矢先に恋人に振られ、人生設計を変えることを余儀なくされてしまう。アラサーという何かとタイムリミットを感じる年齢で、不安と焦りばかりがどんどん大きくなり、思わず誰かにすがりたくなる。そんなリアルな悩みに魔王の投げかける言葉とは。
■小芝風花様(未谷千晴役)コメント
――『転職の魔王様』の魅力を教えてください。
毎話登場する求職者が違うので、多様な価値観に触れることができます。“転職する理由”がさまざまなところも面白いと思います。悩み・価値観は人それぞれですが、見てくださる方は、どこかしら、誰かしらにきっと共感できると思います。
――千晴を演じるにあたり、意識していること、参考にしたことがあればお教えください。
1話に関しては、過去のパワハラのトラウマを抱え、それが染みついている千晴。「ヒツジィ!」って、呼ばれた時の返事の仕方は、意識して演じました。2話で、来栖さんから「気持ち悪い社畜」って言われてしまうのですが、その“気持ち悪さ”みたいなものや、求職者の気持ちに寄り添い過ぎてしまうところ、そこが千晴の良さでもあり、来栖とは正反対のところなので、そういった千晴の特徴を出せたら……というのは、意識していました。
――撮影現場でのエピソードお教えください。
とにかくみんな仲がいいです。「シェパードキャリア」のメンバーだけでなく、毎話毎話のゲストさんとも仲良くなるんです。もう、みんな、うち(シェパードキャリア)に就職したらいいのに! って言ってます(笑)。仲良くなるのが、早いチームだなと思います。最近は、藤原大祐さんが持ってきてくださった、「はぁっていうゲーム」にハマって、休憩中にずっとみんなでしています。
――成田さんの印象について。
勝手ながらもっとクールな方だと思っていたのですが、すごく親しみやすく、自然体な方です。楽しいことが大好きで、場を盛り上げてくださる、“優しいお兄ちゃん”という感じです。
――撮影を乗り切る小芝さん自身のリラックス方法はありますか。
お風呂に入る時間は、何も仕事のことを考えない時間と決めていて、そこでゆっくり動画を見たり、リラックスして、全く仕事のことを考えない時間を作るようにしています。
――ちょうど夏休み期間に入る方も多いかと思います。夏休みの思い出を教えてください。
小学生のころは、関西に住んでいたので、毎年家族で熊野川にキャンプに行っていました。夏と言えば、真っ黒になっていましたね。スイカを川で冷やしたり、アユ釣りのおじさんからアユを頂いたりして、それを焼いてみんなで食べたり……夏のキャンプはいい思い出です。
――2話のみどころ・視聴者へのメッセージをお願いします!
2話は、「派遣社員から正社員になりたい」だったり、「結婚しても仕事を続けるのか。続けないのか」など、“女性の人生設定”が大きなテーマになっています。その決断によって、これからのライフワークがすごく変わる重要なターニングポイント。特に女性の方には、見ていただけたらなと思います。