タレントの叶姉妹が18日、音楽ストリーミングサービス・Spotifyで、ポッドキャスト番組『叶姉妹のFabulous World(ファビュラスワールド)』を配信。“職業コンプレックス”に悩む25歳の女性に向けてアドバイスを送った。

叶姉妹(左から叶恭子、叶美香)

この日公開された「【Fabulous3】#3 職業は食品用ラップのようなもの。リンゴをラップに包んだからといって一生腐らないわけではないでしょう。フレッシュでいられるかは中身によるのです。」では、“職業コンプレックス”を抱える女性のお悩みを紹介。相談者は、資格・経験・学歴不問の仕事しか就いたことがないそうで、「公務員や大手企業で働く同世代と比べてしまい、勝手にみじめな気持ちになってしまう」と打ち明けた。

すると恭子は、「一番大切なことは、その方の人となりだと、私たちは判断しております。もちろん、職業についても参考にはいたしますが、それがすべてというわけではありません」と自身の考えを吐露。「勝手にみじめな気持ちになる」という相談者に対し、「周りからそういう雰囲気をされるわけではないですよね? ということは、ご自身の考え方を少し変えてみてはいかがでしょうか?」と語りかけ、「職業というものは、例えば、ラップのようなもの。要するにパッケージ。リンゴをラップに包んで、なるだけ長持ちさせたりするようなことですよね。ラップは外身なので、中身が一生腐らないということはないんです。必ず変形していくもの。そういうことを考えると、考え過ぎなくていいんじゃないですか?」とアドバイスした。

また、「職業よりも、その方の人となりを見る」と強調した恭子は、「本当にとても頑張って、世の中から称賛されるような職業に就いてらっしゃる方もいる」と前置きしながら、「それはその方のことですから。強いて比べることはないんじゃないですか?」「ラップを二重に巻くとか、三重に巻くとか、そういうことだと考えておけば楽なんじゃないですか?」とも。美香が、「リンゴでも何でも、ラップで包んでいても中身は腐ったりとか傷んだりとか」と語ると、恭子は、「変わっていくわけでしょ? だから、ずっとリンゴとしてやっていける人は少ないはずなんですよ。職業という名前は、その方が一生絶対に続けていけるかどうか。そうしたかったとしても、できるかどうか分かりませんもんね」と、あくまで中身が重要だと説いていた。