お笑い芸人の平野ノラが22日、東京・渋谷のMIYASHITA PARKで行われたバレーボール日本代表応援イベントに登場し、新たな流行ポーズを提唱した。

  • (左から)“火の鳥ポーズ”を披露する迫田さおり氏、栗原恵氏、平野ノラ

『FIVB パリ五輪予選 ワールドカップバレー2023』(9月16日~、フジテレビ系で独占中継)の会場である国立代々木競技場に近いMIYASHITA PARKで行われた同イベントには、平野とともに元日本代表の栗原恵氏、迫田さおり氏が登場。小学生時代に全国制覇、中高時代はバレーボール部のキャプテンを務め、現在は日本バレーボール協会の評議員でもあるバブル芸人の平野は「ミラーボールとバレーボールを両方転がしております」と、ツカミの挨拶で栗原氏と迫田氏を笑わせた。

そんな平野は、スポーツの国際大会で、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)では“ペッパーミルポーズ”、ラグビーW杯でも“五郎丸ポーズ”が流行したことから、バレーボールにも同様のポーズが盛り上げには必要であると主張。そこで、女子日本代表の愛称「火の鳥NIPPON」から着想し、スパイクを決めた直後に手のひらを鳥のように羽ばたかせる“火の鳥ポーズ”を考案した。

これに、栗原氏と迫田氏は意外にも乗り気で、イベント中には随所で“火の鳥ポーズ”を披露。最後のフォトセッションでは、3人仲良く“火の鳥ポーズ”を決め、周知拡大を狙った。

同イベントでは、相手側コートにあるペットボトルをサーブで倒すチャレンジも行い、トップバッターの平野は全3球で失敗。続く迫田氏、栗原氏もアスリートのプライドで肩を回して挑んだが、いずれも全球失敗に終わり、本気で悔しがっていた。

最後に、栗原氏は「皆さんの応援の力っていうのは本当にすごくて、私も現役時代たくさんの応援に背中を押されて、励まされて選手を続けられたので、一緒に熱く応援してもらえたらうれしく思います」、迫田氏は「選手のみんなは毎日毎日予選で(オリンピックの)切符を取れるように、一生懸命、苦しい練習を続けて頑張っています。どうか9月の予選では、ぜひ頑張っている選手の姿を見て、応援よろしくお願いします」とアピール。

そして平野は「“火の鳥ポーズ”を1人5人の方には伝えて盛り上げていただいて」と念押しした上で、「確実にこのメダルを取りに行くというところで、私も微力ながらに応援させていただきたいと思いますので、皆さんも一緒にぜひ応援していきましょう」と呼びかけた。