女優の早見あかりが、24日に放送されるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『転職の魔王様』(毎週月曜22:00~※初回15分拡大)第2話にゲスト出演する。

  • 早見あかり=カンテレ提供

額賀澪氏による同名小説を映像化する同作は、「転職の魔王様」の異名を持つ毒舌敏腕キャリアアドバイザーが、求職者の仕事や生き方への悩みを辛辣な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させる“転職”爽快エンターテインメント。

早見は、キャリアアドバイザー見習いとして歩き出した千晴(小芝風花)が、来栖(成田凌)指導のもとで初めて担当する転職希望者・宇佐美由香を演じる。32歳の派遣社員・宇佐美由夏は、就職氷河期世代で、正社員にはなれず、10年間派遣社員として働いてきた。一方で、1年半付き合っているフリーデザイナーの恋人との結婚を考えているが、なかなかプロポーズされず、将来に不安を感じていた。そんな時、同じ派遣社員の同僚が転職活動していることを知った由夏は、焦りを感じて「シェパードキャリア」へやってくる。しかし毒舌魔王の来栖に「周りが転職するから、焦って自分もですか?」と痛いところを突かれ、そのうえ、恋人には「派遣社員と結婚するのは妥協」と屈辱的な一言であっけなく振られてしまう。アラサーという年齢で、不安と焦りばかりがどんどん大きくなり、思わず誰かにすがりたくなる、そんなリアルな悩みに、凄腕キャリアアドバイザー・来栖はどんな言葉をかけるのか。

今年だけでも『ハマる男に蹴りたい女』(テレビ朝日)、『合理的にあり得ない』(カンテレ・フジテレビ)、『風間公親-教場0-』(フジテレビ)、 『王様に捧ぐ薬指』(TBS)と、5作に立て続けに出演しており、6本目となるドラマ『何曜日に生まれたの』(ABC・テレビ朝日系)への出演も発表されている早見。仕事や結婚に悩み、これからの人生に漠然とした不安を抱えながらも、“人並みの幸せ”を求めて自分のホンネと向き合う30代女性のリアルを演じた感想は以下の通り。

■早見あかり(宇佐美由夏役)

――台本を読んだ感想を教えてください。

冷たく見えて実はその人の未来のことを深く考えている魔王様。突拍子もなく突っ走ってしまうところもあるけれど、だからこそ人に寄り添える未谷さんがナイスコンビだなぁと感じました。

――演じられる宇佐美由夏をどういう人物だと捉えていますか? また演じてみていかがでしたか?

由夏は答えを出せずに悩んで守りに入ってしまいますが、自分にはそのグレーゾーンというものが無いので演じていて難しかったです。

――これから『転職』を考えている人にアドバイスするとしたら、何を伝えますか?

軽く聞こえるかもしれませんが、自分を信じて進んでいけば楽しい未来が待っているはずです! 違和感のある環境で辛い思いをしながら耐え続けるより、新たな世界に飛び込む、その一瞬の勇気で自分を取り巻く環境が変わると思います。

――成田凌さん、小芝風花さんへの印象は。

成田凌さんは以前自分が主演していたドラマに出ていただいたりして、元々知り合いだったので、見た目はシュッとしてイケメンなのに相変わらずかわいらしい人だなぁと改めて思いました。小芝風花さんは彼女がそこにいるだけでぱっと明るくなるような素敵な雰囲気を持たれている方でした。撮影初日に「一生食べ続けられる食べ物ってありますか? わたしはポテトフライです!」と屈託のない笑顔で言われたことが印象に残っています(笑)。

――2話のみどころ、視聴者へのメッセージをお願いします!

悩んで前に進むことのできない由夏、素敵な未来のためにチャレンジすることを決めた由夏、共感できる部分がたくさんあると思います。個人的にはあるシーンで、わたしの得意技がさく裂してるのでそこを楽しみにしていてほしいです。見ていただいたら意味がわかると思います(笑)。