日本トレンドリサーチは、7月18日、斎奉閣・家族葬会館 和ごころと共同で実施した「六曜を気にするか」に関するアンケート結果を発表した。同調査は7月9日~7月13日の期間、全国の男女1000人を対象にインターネットで実施されたたもの。
はじめに、お通夜や葬儀を行う際に「友引」を避けるかどうか尋ねると、68.2%と半数以上の人が「避ける」と回答した。
「避ける」と答えた理由としては、「その日は良くない日と聞いたから」「昔からの習慣だから」「人によってはこだわる人もいると思うから」といったコメントが寄せられた。一方で「避けない」と答えた人の中には、「迷信だと思うから」「祝い事でしか六曜を気にしたことがない」「今まで知らなかった」という声もあった。
結婚式や入籍など、祝い事の際に「大安」や「仏滅」など“六曜"を気にするか聞くと、59.3%とこちらも半数以上の人が「気にしている」と答えた。
「気にしている」と答えた理由としては、「大安や仏滅などの暦は気にするから」などの「イメージの問題」や「せっかくなら縁起のいい日に合わせたい」といった意見が多くあった。一方で「気にしていない」と答えた人は「何か変わるわけではない」「予定と合わせづらい」といった理由を挙げた。
大安や仏滅などの「六曜」をどれほど気にしているか調査すると、「六曜」を「とても」もしくは「やや気にしている」と回答した人が47.7%と半数近くに上った。
最後に「大安にやって良かった」や「仏滅にやらなければ良かった」など、実際に感じたことがあるか尋ねると、8.7%の人が実際に感じたことが「ある」と回答。
具体的なエピソードとしては、「大安吉日に宝くじを買ったら1万円当たった」「結婚式は大安に実施して成功したと感じている」など、「大安吉日に良いことが起きた」といったコメントが集まった。