RENOSY PLUSは7月20日、「車のメーカー・車種ランキング2023 by Modern Standard」を発表した。調査は2022年1月1日~12月31日に、同社運営の高級賃貸仲介サービス「Modern Standard」に寄せられた問い合わせのうち、自動車に関する情報を集計した。
都心高級マンションに住む人が乗っている車のメーカーは、2位の「トヨタ(レクサス含む)」に約1.3倍の差をつけて「メルセデス・ベンツ」がダントツの1位に輝いた。以下、3位「ポルシェ」、4位「BMW」、5位「アウディ」と続き、TOP5のうち4つがドイツのメーカーという結果に。国内自動車メーカーは唯一「トヨタ」のみがランクインした。
「トヨタ」は、高級車ブランドとして展開しており、2023年6月に東京ミッドタウン日比谷の地下駐車場に電気自動車(EV)向け充電ステーションを開設した「レクサス」が内訳の3割を占めている。
さらに、「メルセデス・ベンツ」と「トヨタ(レクサス含む)」の車種内訳をみると、「G-Class」や「アルファード」、「ランドクルーザー」などのリセールバリューの高い自動車が上位にランクイン。モダンスタンダードの客層は経営者が多く、法人として自動車を購入し減価償却の耐用年数を超えると新しい自動車に買い換えることから、節税対策としてリセールバリューの高い自動車が人気の傾向にあるよう。
都心高級マンションに住む人が乗っている車の車種ランキングでは、メルセデス・ベンツの「G-Class」が1位となり、上位10位(11種)の2割を占める結果に。2位は、同じくメルセデス・ベンツから「C-Class」がランクイン。3位には、2023年6月に新型を発表し、高い人気から発売日前の先行受注を取りやめるなどの報道がなされたトヨタの「アルファード」がランクインした。
なお、車種部門トップ10(11種)の平均サイズは、全長4911.5mm×全幅1894.8mm×全高1671.8mmであり、大型ボディの自動車が都心高級マンションに住む方に支持される傾向が見て取れた。