JR東日本長野支社は20日、長野総合訓練センター内にて「けん引機(元クモヤ143-52)を使用した運転体験」を8月11・12日に初めて開催すると発表した。
元「クモヤ143-52」は、クモヤ143系の中でも荷物電車クモニ143系から2両だけ改造されたうちの1両。昨年、2両のうち1両が廃車されたため、最後の1両となる。運転操縦体験では、貴重な車両を総合訓練センター敷地内で片道約260m運転できる。運転する際、実際の運転士が隣に立って運転方法を教えるとのこと。元「クモヤ143-52」の外観・車内の撮影もでき、乗務員が日々の乗務前に実施しているアルコール検査の体験も行える。
8月11・12日の各日とも1部(9時40分から11時25分まで)・2部(13時から14時45分まで)・3部(15時10分から16時55分まで)の3回開催。会場のJR東日本長野総合訓練センターは、長電バス51平林線の荒屋バス停から徒歩5分の場所にあり、荒屋バス停から社員が案内する。
参加対象は中学生以上(中学生は20歳以上の付添い1名必須、高校生以上は付添い不要)。募集人員は各回1組(1組最大3名まで。計6組18名)。参加費は1組6万円(1名での参加でも参加費は同じ)。申込みは「JRE MALL」長野支社にて、7月24日14時から7月30日23時59分まで受け付け、定員に達し次第、受付終了となる。