登別グランドホテル(北海道登別市)は7月19日、熊が冬眠する穴倉をテーマにしたサウナ「熊サウナ」をグランドオープンする。

  • 熊サウナ

登別グランドホテルは1938年(昭和13年)に開業し、昭和天皇や上皇陛下にも宿泊した「登別の迎賓館」と称される創業85年の老舗ホテル。

「温泉とサウナのW主役」をテーマに、露天エリアや室内サウナ施設の改修工事を行ってきたが、第1弾「鬼サウナ」、第2段「清流サウナ」、第3弾「樽水風呂」に続き、第4弾「熊サウナ」がこの度完成。いずれもサウナー専門ブランドTTNE、ととのえ親方のプロデュースによるもので、3種それぞれ異なるコンセプトのサウナとなっている。サウナ改修計画は熊サウナにより一旦完了となる。

  • 鬼サウナ

  • 清流サウナ

「熊サウナ」は熊が冬眠する穴倉をテーマにしたサウナで、優しめの80度設定。ウォーリュ用無垢材クスノキ1枚板を設置。熊のレリーフは、アイヌ伝統工芸品の職人尾崎剛氏が彫刻した。葡萄が実り、モミジが自生する秋の森の中で冬眠を控えた「熊」が躍動する姿をメインに、川の流れの一部を伝統的アイヌ文様で表現したという。

  • 熊サウナ

サウナストーブ上には自在鉤と鉄鍋で。北海道産の「水出し熊笹茶」を鉄鍋やサウナストーンにセルフロウリュが可能。松ぼっくりパネルが施された天井やアースカラーの壁面に包まれて、自分だけの穴倉にいるような安心感のあるサウナとなっている。