7月25日よりTBS深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」で放送される『埼玉のホスト』(毎週火曜25:00~25:30)の制作発表会見が18日、都内で行われ、主演の山本千尋、福本大晴(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)、楽駆、木村了、中沢元紀、田中洸希、濱尾ノリタカ、守谷日和、中山咲月が出席した。

  • 『埼玉のホスト』制作発表会見の模様

本作は“何もかも中途半端な埼玉のホストたち”と“ある秘密を持つ歌舞伎町トップホスト”、そして“男だけでなく人間全般を信用しない女”が目標のために時にぶつかりあい、時に励まし合い、絆を深め合う物語。超優秀なコンサルタントで、埼玉のホストクラブ「エーイチ」を立て直すべく奮闘する主人公・荒牧ゆりかを山本が演じ、ゆりかがホストにスカウトした岩槻キセキを福本、歌舞伎町NO.1ホスト・赤坂ゲンジを楽駆が演じる。

キャスト陣はすぐに仲良くなったそうで、山本は「撮影前にリハーサルさせていただいて、その時点で1年ぐらいいた? っていうぐらい打ち解けました」と説明。福本も「休憩時間なのにみんな休憩しないんですよ。ずっとしゃべっていてスタッフさんに『始まります!』って言われて『は~い!』って。ホストですけど、学生気分な感じもありました」と語った。

進行を務めた南波雅俊アナウンサーから現場でのハプニングを聞かれると、木村は「主演の山本さんがゲラなので。犯人はだいたい守谷日和さんなんですけど、だいたいこの2人でやっているときは笑いが止まらなくてOKにならない」とエピソードを披露。守谷が「僕は笑かすつもりないんです。演出通りやっているだけなのに、ただ顔が近いとかで笑う」と主張した。

だが、木村は「ずるいのは、やってなかったのに途中から顔をのぞきこんだり」と確信犯だと言い、山本も「毎回変えてくる」と発言。すると守谷は「毎回変えるのは役者魂!」と話して笑いを誘った。

また、山本は「木村さんも相当笑かせにくる」と言い、木村は「このメンツでいったらみんなよりは年上なので、ちゃんとできているかなっていう親心からのぞいたり、カメラの横から見たりしています。優しさからやっている。思いやりです」と返していた。

最後に山本は「このドラマは一人ひとりがコンプレックスを抱えながら、挫折と後悔を繰り返しながら、仲間と出会い成長し、乗り越えていく物語です。見てくださる方の明日の一歩が明るくなる、そんなドラマになっていると思いますので、ぜひ何度でも見てください」とアピールしていた。