マウスコンピューターでは7月20日までの期間限定で夏のボーナスセールを開催中。おそらく、その後は夏休みに向けたセールが期待でき、ちょうど繋ぎの時期ではあるのだが、おなじみ東京・新宿のマウスコンピューター 新宿ダイレクトショップをチェックしたところ、同社が創立30周年の新モデル投入を加速していること、さらにちょうどパソコンの価格下落傾向が重なっていることで、"買い時"と見られるブツを多く見つけることができた。そんなわけで、まとめて紹介して行こう。
まずは入荷したての新モデルから。7月に正式発表となったばかりの、「G-Tune DGシリーズ」の白いきょう体のゲーミングデスクトップPCの販売がスタートしていた。G-Tuneというか、ゲーミングPCは全般に「黒」のイメージだが、PCでゲームを遊ぶことが一般化し、ユーザーの裾野が広がっている背景もあるのか、それとも夏が暑すぎるからなのか、白いボディに青色LEDを組み合わせたG-Tune DGはかなり爽やかな印象。とは言え中身はバリバリのゲーミングPCだ。Core i5-13400FとGeForce RTX 4060 Ti搭載で226,800円から、Core i7-13700FとGeForce RTX 4070搭載でも266,800円からなので、コスパも良好。
ところで、新宿店では、近隣にクリエイターPCを求める学校や企業が集まっている関係で、クリエイター向けPCブランド「DAIV」には特に注力している。最近の同店のトレンドとして、14型の16型のDAIVノートPCが売れ筋になってきているので、それを受けて展開を手厚くしているそう。DAIVの14型や16型は上位CPUやGPU入りでも軽量で、客先でのプレゼンや、出先でのクリエイティブ作業に向いており、そもそも14型や16型のサイズ自体、市場ではDAIVのラインナップが比較的豊富だったため、ニーズが集まってきているようだ。店頭ではセール価格のモデルも多く、10万円台後半から20万円台中盤くらいまでの予算で、GeForce RTX 30xx/40xx Laptopを搭載した本格クリエイティブノートPCを選ぶことができる。
ついでに、もう夏本番すぎて、毎日あまりの暑さが嫌になるが、そうなると夏休みも近いということで、このタイミングでPCゲームをはじめたい、がっつり遊びたいと目論んでいる人もいるだろう。新宿店のゲームに強いスタッフに、ゲーマー視点で「いま新しくPCゲームをはじめるなら」というテーマで入門用のゲーミングPCのオススメを挙げてもらった。そのオススメは、かなりシブいチョイスの「G-Tune PG」シリーズのデスクトップPC。このモデル、Core i7-12700FとGeForce RTX 3060 Tiまで搭載でき、フルHD環境ならゲームを選ばず快適だろうし、価格も10万円台中盤とイイ感じだ。最も面白いのはそのコンパクトさで、デスクトップとはいえ「持ち運び」もできる。というか、「LANパーティにも」と謳い、持ち運び用のハンドルが最初からついている。
最近はGPUの価格が落ち着いてきたり、メモリやSSDの急速な価格下落もあって、夏休みを考えなくてもゲーミングPCに「買い時」の雰囲気が出てきていたりする。「中の人として言うの勇気いりますが」とややこっそり目に、RTX 3060やRTX 4070あたりが載ってるやつがアツいというつぶやきがネットで少し話題になったりもしていたり……。
ちょっとPCメーカーの中の人として言うの勇気いりますが、これはガチです
— G-Tune (@GTune_chan) July 11, 2023
個人的にはRTX3060,RTX4070あたりが載ってるやつがアツいですねhttps://t.co/bHuIDX8ZIH