JR東日本八王子支社、東京建設プロジェクトマネジメントオフィス、電気システムインテグレーションオフィスは、中央快速線等のグリーン車サービス開始に向け、10月20日23時頃から10月22日4時20分頃まで高尾駅で線路切換工事を実施すると発表した。

  • 10月21日の中央線運転計画の概略図(JR東日本八王子支社提供)

工事にともない、10月21日の19時20分頃から終電まで、中央快速線八王子~高尾間の全列車を運休とし、同区間で19時頃からバスによる代行輸送を実施する。高圧電気設備の工事も行うため、豊田~八王子間は一時的に約30分、高尾~相模湖間は一時的に約70分運休となる。運休する時間帯・区間以外でも、東京~大月間で終日にわたり行先・列車種別を変更し、運転本数が減少する時間帯・区間があるため、京王電鉄、西武鉄道、多摩モノレールの全線で終日振替輸送を実施する。

中央本線の特急列車に関して、下りは新宿駅19時0分発の「あずさ49号」以降、上りは松本駅17時20分発・甲府駅18時35分発の「あずさ50号」以降に運転される「あずさ」「かいじ」で運休および発着駅の変更を実施。他の特急列車も時刻等の変更がある。

バスによる代行輸送は、道路事情や混雑などにより相当な時間がかかると予想されるため、工事時間帯を避けての利用を呼びかけている。なお、天候などのやむをえない事情で工事を実施できない場合、11月24~26日に延期される。