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【この記事のエキスパート】
元キャンプメーカー勤務 プロキャンパー:さけふみ

元キャンプメーカー勤務 プロキャンパー:さけふみ

北海道生まれ北海道育ち。幼少期からアウトドアに親しみ、趣味でキャンプを続けた後、キャンプ用品ブランドに勤務。更に深い知識と経験値を取得し、主にソロでコーヒーやクラフトビールを楽しんだり、購入したギアをすぐに試したりしている。長年アパレル業に従事してきたため、人と被ることが少ないブランドやアイテムを常に探求。ビール・アウトドア・ファッションの魅力をブログで発信している。


高級高品質ダウンの老舗ブランドNANGA(ナンガ)のシュラフは、断熱性と防水性の高さから多くのキャンパー、登山家に支持されています。フラッグシップのオーロラをはじめ種類ごとにそれぞれ特徴が違います。そこでこの記事では、ナンガのシュラフの選び方やおすすめ商品、魅力・特徴について紹介します。

ナンガの魅力とは

ブランドの魅力は一体どういうところにあるのでしょう? 大勢の方が長年使いたくなるのには、やはりそれなりの理由があるもの。早速見ていきましょう。

こだわりの羽毛

ナンガでは、商品をどういう目的・意図で作るかによって、羽毛の種類や量、使い方を分けており、ダウンには成熟した水鳥の羽毛を採用。日々品質向上に努めています。さらに、ナンガが誇る職人の手によって、高品質羽毛が元々持っているポテンシャルが最大限引き出され、温度調節機能に優れたダウンが生まれています。

徹底した品質管理

ナンガでは商品の質を追い求めるだけでなく、品質の低い商品を提供しないよう管理を徹底しています。たとえば、フィルパワーと呼ばれるダウンの強度は、アメリカで定められた品質検査をし、クリアしたものだけを採用。

シュラフに関しても同様で、自社の曖昧な検査ではなくヨーロピアン・ノームというEU諸国の統一規格を採用。信頼に足る明確な情報として発信しています。

テクノロジーの追求

有名な技術のひとつが、「ファスナーの噛み混み軽減」です。シュラフはその特性上、表面の生地が薄く作られている場合が多く、一度噛んでしまうと開閉が困難になってしまいます。ここに、YKKの特殊ジッパーを使用することでチャックが噛むことを軽減。生地への負担も少なくなり、結果長持ちするようになりました。

永久保証のアフターサービス

ナンガはダウンの含まれるシュラフであれば、永久補償の対象です。年数が経って中身がへたってしまった場合は羽毛の増量、ファスナーが壊れてしまった場合等、状況に合わせて修理を行ってくれます。

シュラフの修理はブランドの原点。ナンガはここから始まったといっても過言ではありません。その名残が今も受け継がれているのです。

ナンガのシュラフ(寝袋)の選び方

では早速、ナンガのシュラフ(寝袋)の選び方を見ていきましょう。

シリーズで選ぶ

ナンガは用途や仕様・素材によってシリーズ分けしています。ニーズに合った商品を選ぶことで、使い心地は倍増するでしょう。自分がどういったニーズを持っているのかしっかりと把握することが大切です。

オーロラ

出典:Amazon

ブランドを代表するモデルで、シュラフカバーのいらないシュラフとして一躍有名に。結露はシュラフにとって大敵です。そんなキャンパーの悩みを、オーロラテックスというナンガ独自の生地で対抗します。透湿性と防水性が高いので濡れにくく蒸れにくいという利点があります。

オーロラライト

出典:楽天市場

「オーロラ」をさらに軽く、コンパクトになるよう改良した上位互換モデル。生地の名前もオーロラライトに変更されています。

公式HPではオーロラライトのみの掲載となっているので、現在のブランドのフラッグシップモデルはこちらとなるでしょう。

UDDバッグ

出典:Amazon

ウルトラドライダウンの略で、羽毛に超撥水加工を施したシリーズ。ダウンは水に濡れると嵩が減ってしまい、本来の保温力を発揮できなくなってしまいます。冬場はテント内や室内が、内と外の気温差によって結露が発生しやすいのですが、超撥水加工で、こういった水分からもダウンを守ってくれます。

ミニマリスム

出典:Amazon

ナンガで一番軽いシリーズ。リップストップナイロンという極薄なのに、引き裂き耐性の高い生地を使用している超コンパクトシュラフです。首元中央から左胸に向けて斜めに施されたファスナーや、肩から足先にかけて細くなっていくシルエットなど、必要最低限なデザインにしています。

足先の自由を担保する為にフットボックスという空間は広めにとっていたり、中の羽毛をUDDに変更したり、今期からアップデートされ更に使いやすくなっています。

ラバイマバッグ

出典:Amazon

一人用と二人用の2サイズ展開で、ナンガには珍しい封筒型です。封筒型は、中に入ったときにゆとりがあるため、すきまから風が吹きこみ、マミー型にくらべ冷えがちです。

そんな難点を軽減するべく、サイドの開口部の内側にドラフトチューブと呼ばれる筒形の壁が施されていて、それが冷気の侵入を防ぎます。ファスナーは左右どちら側からも開けられるようになっており、アクセスも抜群です。

サイズで選ぶ

サイズを選択することができるシリーズがあって、UDDバッグとオーロラシリーズが該当します。サイズはショート・レギュラー・ロングの3種類。それぞれ長さと、目安として身長の記載があるので、身長に合わせて選んでみてください。

羽毛との種類とフィルパワーで選ぶ

ナンガでは4つのダウンを使用しており、それぞれがそれぞれの良さを持っています。シリーズによってダウンを使い分けることにより、ユーザーがニーズに合わせて選びやすいようになっています。

ハンガリー産シルバーグース(930FP)

とにかく寒い地域で使用したい方はこれ。ナンガの中でほぼ一番といってもいいほど保温力が高く、世界的に見ても高品質で高級品といわれています。

SPDX(860FP)

ポーランド産ホワイトグースの羽毛。こちらも負けず劣らず、保温性に優れています。

UDD(770FP)

DXの羽毛に超撥水加工をして作った高機能素材。ナンガのテクノロジーによって羽毛の濡れを防ぎます。湿気が生地を通っても水は吸わないので非常にかしこい仕様といえるでしょう。

DX(760FP)

スペイン産ホワイトダックダウンを使用。しっかりと保温性があるのに低価格なので、高コスパ品として力を発揮します。

使用温度で選ぶ

一般的な寝袋の使用温度は、3種類に分かれています。ナンガで採用しているヨーロピアンノームという規格もCOMFORT(コンフォート)・LIMIT(リミット)・EXTREME(エクストリーム)という表記です。

コンフォートは快適使用温度、リミットは下限温度、エクストリームが極限温度。女性はコンフォートを、男性はリミットに記載された温度を参考にすることが推奨されていますが、寒がりの男性ならばコンフォート温度で決めると安心です。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)