音声チャットサービスの「Discord」に、保護者と子どものつながりを保つ新ツール「ファミリーセンター」が導入された。
Discordのファミリーセンターは、子どもの自主性を尊重しつつ、Discordの活動について保護者に簡単に知らせられるオプトインツール。子どもがDiscordで誰と友人になって話しているのかを知ることができる。
Discordのファミリーセンターでは、Discordからいつでもアクセスできる新しいアクティビティダッシュボードと、子どものアクティビティに関する情報を含む、週刊eメールサマリーの2つを用意。開始するには、保護者と子どもがどちらも公式Discordアプリから設定を完了する必要がある。子どものアカウントのアクティビティは、子どもの同意なしにファミリーセンターで共有されることはない。
子どもはファミリーセンターで簡単に作成できるQRコードを保護者に見せ、保護者が読み取って設定を行う。設定すると、保護者は、子どものアカウントが最近追加したフレンドや参加しているサーバー、メッセージなどをやり取りしたユーザーといった情報を、ダッシュボードから確認できる。毎週メールでも子どものアクティビティのハイライトが届く。プライバシーを守るため、子どもの書き込み内容や通話内容は共有されない。