AlbaLinkは7月13日、「親が住んでいる家や土地に関する不安についての意識調査」の結果を発表した。調査は6月7日~19日、実家がある男女502名(女性325名、男性177名)を対象にインターネットで行われた。

  • 実家に関する不安

    実家に関する不安

調査によると、実家に関する「不安がある」人は70.1%。どのような不安があるのかを聞いたところ、「相続・相続税について」(98人)が最も多く、「両親がなくなったあとの相続手続きや必要経費について」「弟ともめないか」「相続後の税金」といった声が。

次いで、「どんどん老朽化するであろう家に、値段がつくのか」「土地が狭いので売れないのでは」など、とくに田舎に実家がある人から「売却について」(95人)の不安の声が多数寄せられた。

続く3位は「室内の片付けが大変そう」(89人)で、「親が亡くなったあとに大量の荷物をどうすればよいのか」「自分や兄弟だけで処理できるだろうか」と不安になる人も多いよう。

また、「実家をどうするか決まっていない」(82人)という人も多く、「自分が住むのか」「売却するのか」「取り壊すのか」と悩みつつも、「思い出が詰まっているので、売却も簡単には決断できない」という声も。

そのほか、5位「維持・メンテナンスが大変そう」、6位「住む人がいない」、7位「処分にかかる費用」が上位にあがった。

  • 実家を将来どうするか親と話したことはある?

    実家を将来どうするか親と話したことはある?

次に、「実家を将来どうするか、親と話したことがあるか?」と聞いたところ、62.2%が「ない」と回答。理由を聞くと、「話を切り出しにくい」「まだ先の話だと思っている」などの回答が多かったほか、死やお金の話を嫌がる親御さんもおり、「話を切り出そうとするとすごく怒られる」という人も。

一方、実家を将来どうするか親と「話した」という人は、「元気なうちに話しておきたかった」「兄弟間で揉めたくないから」と考えている人が多かった。