藤田観光は7月12日、運営するリゾート「箱根小涌園」において「箱根ホテル小涌園」(神奈川県足柄下郡箱根町)を開業した。
1959年に開業した「箱根ホテル小涌園」は、2018年1月に歴史の幕を閉じたが、旧ホテルの名称を受け継ぎ、「ユネッサンと一体的に『温泉』『自然』『食事』を体験できるホテル」をコンセプトに新しくオープンした。
新しく生まれ変わる「箱根ホテル小涌園」は、箱根小涌園ユネッサンの水着で遊べる「ユネッサン」と男女別温浴施設「元湯 森の湯」が宿泊当日のチェックイン前からチェックアウト日まで、何度でも利用可能。
また、セルフチェックインの導入やホテル館内での支払いはクレジットカードや二次元バーコードを利用したキャッシュレス決済となり、利便性と快適さを兼ね備えた施設となっている。
旧ホテルでも人気のあったロビーを吹き抜けにすることでさらに開放的な空間を演出。各階にはコミュニティスペースがあり、ワーケーションなにも利用できる。2階にはキッズスペースを設置。デジタル落書きウォールもあり、家族で楽しく過ごすことができる。
箱根でも希少な最上階にある大浴場。檜風呂と石風呂の貸切風呂も7室用意。よりプライベートな空間での入浴を重視する人も温泉を楽しむことができる。
朝食と夕食は、ビュッフェレストランで好きなものを好きなだけ堪能できる。旧ホテル時代から提供していた「小涌園ラーメン」「小涌園チキンカレー」などの名物料理とともに、ピザや地元の食材を使用した料理も提供。日帰り客向けに「ランチビュッフェ」も営業する。
客室は全6タイプ。宿泊人数や、旅のスタイルにあわせて選べる快適な客室を用意している。