米AMDは7月12日、ゲーム開発者向けソフトウェア「FidelityFX SDK 1.0」を公開した。すでにGithubから入手できるようになっている。
ゲーム開発者にとっては、FSR(FidelityFX Super Resolution)などの機能を簡単に導入できるようになるSDKが公開された。SDKにはAMDが開発する各種機能が網羅されており、FSR以外の機能もより簡単に利用可能。これまでは機能ごとに別個のパッケージが展開されており、導入に手間がかかっていた。SDKとしてはver 1.0だが、FSR 2.2.1など最新機能も内包。あわせて新機能「AMD FidelityFX Blur 1.0」「MD FidelityFX Depth of Field 1.0」「AMD FidelityFX Lens 1.0」の提供も行われている。利用できるのは以下の機能。
- AMD FidelityFX CACAO 1.3
- AMD FidelityFX CAS 1.1
- AMD FidelityFX Super Resolution (FSR)
- AMD FidelityFX LPM 1.3
- AMD FidelityFX Parallel Sort 1.2
- AMD FidelityFX SPD 2.1
- AMD FidelityFX SSSR 1.4
- AMD FidelityFX Denoiser 1.2
- AMD FidelityFX Variable Shading 1.1
- AMD FidelityFX Hybrid Reflections 1.1
- AMD FidelityFX Hybrid Shadows 1.1
SDKはオープンソースソフトウェアとして公開されていて、コントリビューターも募っている。各機能におけるデモやドキュメントはGPUOpenのサイトまで。