俳優の菅田将暉が主演を務める、映画『ミステリと言う勿れ』(9月15日公開)の主題歌がKing Gnuの「硝子窓」に決定し、予告映像とバナービジュアルが13日、公開された。
同作は田村由美氏の同名漫画の実写化作。天然パーマがトレードマークで友達も彼女もいない、カレーをこよなく愛する大学生の主人公・久能整(菅田)が、時に優しく、時に鋭い魔法のようなお喋りで、いつの間にか登場人物たちが抱える様々な悩みも、事件の謎までも解いてしまうという新感覚ミステリーだ。2022年1月期に連続ドラマとして、実写化されると、2022年日本民間放送連盟賞・番組部門や、テレビドラマ優秀賞、TVerアワード2022 特別賞を受賞するなど話題を集めた。
今回の劇場版では、広島を訪れた整(菅田)が、代々、遺産を巡る争いで死者が出るといういわく付きの名家・狩集家の遺産相続事件に巻き込まれてしまう“広島編”を、豪華キャストを迎えて描いている。
今作の主題歌はテレビシリーズから引き続き、King Gnuが担当。今作のために書き下ろされた主題歌「硝子窓」について、草ケ谷大輔プロデューサーは「主人公・久能整の言葉のように、私たちの心を解きほぐしてくれる最高の主題歌であり、応援歌だと思っております。この主題歌がなければ映画は完成しませんでした」とコメントを寄せている。あわせて、主題歌入りの最新予告映像も公開。King Gnuの歌声に胸が締め付けられるエモーショナルな映像になっている。
コメントは以下の通り。
■KingGnu
ドラマ『ミステリと言う勿れ』のために「カメレオン」という楽曲を書き下ろしてから早1年半が経ちまして、今年9月15日公開の映画『ミステリと言う勿れ』に合わせて「硝子窓」という新曲を書き下ろしました。King Gnuとしては今年初の楽曲となります。映画との相乗効果で今までの私たちに無い曲に仕上がりましたので映画と合わせてご期待ください。
■草ケ谷大輔プロデューサー
テレビシリーズに続き、King Gnuの皆さんが前作「カメレオン」とは違うアプローチで『ミステリと言う勿れ』に寄り添った素晴らしい主題歌を書き下ろして下さいました。人は幼少期に誰もが知らず知らずのうちに世間の常識や家庭内の教え・しつけなどによって、心に落とされた物があり、落ちた物は大人になっても跡を残します。そして、なにか壁にぶつかった時、その残った跡のせいで、本来の自分や正しい答えが分からなくなってしまう経験が誰しも一度はあると思います。「硝子窓」は本作の主人公・久能整の言葉のように、そんな私たちの心を解きほぐしてくれる最高の主題歌であり、応援歌だと思っております。この主題歌がなければ映画は完成しませんでした。是非、劇場で映画をご覧頂き、「弱さは負けじゃない 壊れたら直せばいいよ」と誰もが気軽に言える世の中になる事を強く願っております。