greedenは7月11日、「帰省ブルー」に関する調査結果を発表した。調査は5月25日〜26日、義理の実家に帰省する予定の妻1,001名を対象にインターネットで行われた。
「義理の実家に帰省することは憂鬱ですか?」と質問したところ、6割超が「とてもそう思う」(30.6%)あるいは「ややそう思う」(34.8%)と回答。
理由を聞くと、「気を使うことがストレス」(80.1%)がダントツに多く、次いで「休みなのに休めない」(40.7%)、「うまくコミュニケーションが取れない」(29.1%)、「食事や環境が合わない」(24.6%)、「夫のサポートが得られない」(24.5%)、「長距離移動や長時間移動が負担」(18.0%)、「家事の手伝いをさせられる」(13.5%)、「プライバシーが守られない」(13.5%)、「自分だけ粗末に扱われているように感じる」(12.8%)など、義理の実家に帰省することで、妻が心身ともに疲弊してしまう状況がうかがえる結果に。
また、過去に義理の実家に帰省した際「嫌な経験をしたことがある」という人は49.9%。具体的には、「嫌がらせや嫌味を言われた」(36.9%)、「夫の親戚と相性が合わない」(33.7%)、「子育てや子どもの教育について小言を言われた」(28.5%)が上位に。
しかしながら、「特に嫌な経験がなくても義理の実家に帰省することは憂鬱ですか?」と質問すると、6割以上が「はい」(60.1%)と回答したことから、嫌な経験の有無に関わらず、多くの女性が義理の実家への帰省が憂鬱なイベントとなっていることがわかった。
続いて、「夫に、帰省することが憂鬱だと相談していますか?」と尋ねたところ、51.3%が「いいえ」と回答。理由を聞くと、「相談しても解消しないと思うから」(51.8%)、「夫婦の不仲を招くようなことはしたくないから」(37.5%)、「帰省シーズンだけ我慢すれば済むから」(26.9%)が上位に。
一方、夫以外の誰かに「相談したいと思ったことがある(とても+たまに)」という人は7割以上。夫には話せない義理の実家に関する悩みも、他の相手なら打ち明けやすいと感じる女性が多いことがわかった。