トヨタ自動車は「TOYOTA 86」のリフレッシュサービスを開始した。KINTOと共同で展開する「KINTO FACTORY」の一環として提供を始めた。まずは東京、大阪、愛知、静岡のGR GARAGEの一部店舗で開始するが、将来的には全国での展開を目指す。
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「TOYOTA 86」リフレッシュサービスがスタート!
新車当時の乗り味が復活?
「86 REFRESH SERVICE」の対象となるクルマは2012～2016年に生産された「TOYOTA 86」だ。購入時に新車だったか中古車だったかは問わずに対応する。
同サービスではエンジン内部の清掃のほか、トヨタがリフレッシュに必要な分として厳選した新品の純正部品への交換を通じ、クルマを「新車当時と同様の乗り味に生まれ変わらせ、より長く、より安心して」乗れる状態にするとのこと。コースは以下の5種類だ。
- エンジンリフレッシュコース(12.1万円)
エンジン内部の清掃や点火系部品の新品への交換により、エンジン本来の性能に基づいたアクセルレスポンスや加速感を実現する。
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エンジンリフレッシュコースの内容はエンジン内部清掃、点火系部品の交換
- マウントゴムリフレッシュコース(9.9万円)
経年劣化したマウントゴムの新品への交換により、シフトや半クラッチの操作性を回復させるほか、アクセルを操作する際の振動を低減する。
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マウントゴムリフレッシュコースの内容はエンジンマウント、ミッションマウント、デフマウント、マフラークッションの交換
- 足回りゴムブッシュリフレッシュコース(12.21万円)
足回りゴムブッシュの新品への交換により、コーナリングの操作性や応答性を回復させる。
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足回りゴムブッシュリフレッシュコースの内容はアッパーサポート、ロアアームなどの交換
- ショックアブソーバーリフレッシュコース(16.39万円)
ショックアブソーバーの新品への交換により、走行中の振動の低減など乗り心地を回復させる。
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ショックアブソーバーリフレッシュコースの内容はショックアブソーバーの交換
- ブレーキリフレッシュコース(12.54万円)
ブレーキ回りの部品の新品への交換により、ブレーキの操作性や応答性を回復させるほか、異音や振動を低減する。
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ブレーキリフレッシュコースの内容はブレーキキャリパO/H、ローター、パッド交換
これらのコースは、トヨタとKINTOが展開する「KINTO FACTORY」に申し込み窓口を一本化することでリーズナブルな価格を実現したという。
「86 REFRESH SERVICE」は「KINTO FACTORY」のGR商品ラインアップ「GR UPGRADE SELECTIONS」のひとつに位置づけ、高いレベルの技術とコンサルティングを強みにするGR Garageの以下店舗にて施工に対応する(7月12日時点)。「GR UPGRADE SELECTIONS」では「86 REFRESH SERVICE」のほか、「GRヤリス」を対象に最大トルクを引き上げる「アップグレード」や、ユーザーに最適なセッティングを実現する「パーソナライズ」などのサービスを提供中だ。
| エリア | 店舗名 |
| 東京 | GR Garage東京三鷹、東京北池袋、東京蒲田、東京深川 |
| 大阪 | GR Garage新大阪 |
| 愛知 | GR Garage高辻、鳴海 |
| 静岡 | GR Garage袋井 |
ちなみに、TOYOTA 86のリフレッシュサービスは「KINTO FACTORY」を通じての提供となるが、「KINTO」のサブスクリプションで乗っているクルマが対象となるわけではなく、あくまでユーザーが所有するTOYOTA 86が対象となる。そもそも、サービス対象となるTOYOTA 86はKINTOでの取り扱いがないクルマだ。
