元プロ野球選手で野球解説者の赤星憲広氏が7日、YouTubeチャンネル『赤星憲広の入ってねぇーんだよ!』に出演。動画「近本光司の存在。」内で、右肋骨の骨折で離脱中の阪神・近本光司に助言する一幕があった。
今シーズン、阪神不動のリードオフマンとして活躍しながらも、今月2日の巨人戦にて、高梨雄平から右脇腹付近に死球を受けて負傷した近本。4日には出場選手登録を抹消されている。
赤星氏は「心配なのが近本選手のデッドボール」と切り出し、「ちょっとね、僕が見てる限りだとあまり良くないですね」と心配。「よく言うんですけど、吸収しましたよね。ボールが下にボトッと落ちたので」「その後出続けてたけど、明らかに動きがおかしかったんです。だから相当痛かったんだろうなって」と推察する。
また、自身が現役時代に負傷したときのことを振り返り、「(岡田彰布監督から)『今日はええから帰れ』って言われて1試合だけ出なかったんですよ。検査したら折れてて、『どうする? 』となって、『普通に行けます』みたいな。普通に行けるわけないのに」と明かす。
そうした経験も踏まえつつ、赤星氏は「将来的なこと考えたら今無理するところじゃないし、脇腹って結構時間かかっちゃうんで、普通に休んでも時間がかかる」と解説。
続けて、「近本が長きにわたりいなくなるっていうのは正直、優勝を左右する。優勝できるかできないかってなったときに、近本が1カ月いなくなりますってなったらかなり厳しいと思う」としながらも、近本に対して「ただやっぱり無理するところではないなとは思う」と助言していた。