フードコスメは7月11日、「OLIVE YOUNG(オリーブヤング)」のプライベートブランドを取り扱う「OLIVE YOUNG EXCLUSIVES(オリーブヤング エクスクルーシブズ、以下オリーブヤングEX)」のショップスタッフによる、「2023年下半期韓国コスメ トレンドキーワード予測」を発表した。

  • 2023年下半期韓国コスメ トレンドキーワード予測

オリーブヤングEXは、話題の最新韓国コスメを手に取って試せるリアルストア。韓国コスメファンが集まる店舗で、日々最新の韓国コスメトレンドに触れているオリーブヤングEXのショップスタッフが選ぶヒット予測をランキング形式で紹介。

1位に選ばれたのは、「ウミョン・メイクアップ/シェーディングメイク」。ウミョンは「シェーディング」を指す言葉。最近の韓国メイクは、ナチュラルでありながら、顔のパーツをさりげなく引き立たせる繊細なシェーディングがトレンドだとか。肌なじみの良いベージュ系のハイライトや、明るめのブラウンを少量ずつ組み合わせることで、違和感のない陰影をつくる。韓国の美容愛好家らから支持を集めるツールブランド「fillimilli(フィリミリ)」は、テクニック要らずで簡単に繊細な陰影を作れる「ノーテク・シェーディングブラシ」3種を、2023年9月2日に発売予定。

2位は「タルギウユ ピブ/いちごミルク肌」。韓国コスメのベースメイクトレンドはここ数年、ツヤと透明感のある「水光肌」一択だったが、昨年末頃から、セミマットな「陶器肌」も注目されている。質感のトレンドは多様化しつつあるが、韓国女性の色白肌は永遠の憧れ。特にZ世代は「ウユピブ/牛乳のような真っ白な肌」への執着が強く、自分の肌より明るい色味のファンデーションを選ぶ人がほとんどだという。

また、ナチュラルメイクの流行により、2023年はほのかな血色感をプラスした「いちごミルク肌」が注目を集めている。顔だけでなく、首やデコルテも白く見せたいニーズから、ファンデーションにプラスして使用するトーンアップクリームも必需品に。

  • 「カラーグラム ロージートーンアップクリーム50ml」(2,530円)

今春、日焼け止め効果をプラスしてリニューアルした「colorgram(カラーグラム)」の「ロージートーンアップクリーム」(2,530円)は、真っ白ではなく、ほのかな血色感とツヤが出るトーンアップ効果が、素肌っぽさを求めるトレンドとマッチして人気を集めているという。

3位は「セネギ メイクアップ/チュートリアルコスメ」。「セネギ」は韓国語で新入生を指す言葉。学歴社会の韓国では、高校まで勉強に集中し、大学でお洒落やメイクを本格的に始める人が少なくない。そのため、初心者向けのメイク方法を紹介する動画やSNS投稿が人気を集めている。その流れで増えているのが、テクニック無しでも簡単に上級者メイクができる「チュートリアルコスメ」。メイク初心者「セネギ」でも失敗しづらい配色や、番号通り指定の位置に塗るだけで簡単にメイクが仕上がるパレットは、テクニックに自信がない人のみならず、時間がない時にも強い味方に。

  • 「カラーグラム 目元チュートリアルアイパレット 各12色入り 全2種」(1,980円)

「カラーグラム 目元チュートリアルアイパレット」(1,980円)は、電卓型のユニークなアイシャドウパレット。手のひらサイズでポーチに入れて持ち運びができ、番号通り塗るだけで、目元のメイクを簡単に仕上げることができる。日本では2023年9月2日に発売予定。

4位は「プロバイオティクス」。韓国発でスキンケア業界に一大ブームを起こし、日本でも定番成分として認知された「CICA(シカ)」。シカに続くネクストブレイク成分が注目されているが、オリーブヤングEXで最も問い合わせが多いのは「プロバイオティクス」だとか。プロバイオティクスとは、乳酸菌やビフィズス菌を代表とする体内で有益な働きをする微生物のこと。「腸活」「菌活」ブームも後押しとなり、肌の底力を上げて美肌になりたい人から支持を集めているという。

  • 「バイオヒールボ プロバイオダーム リフティングクリーム 50ml」(3,300円)

「バイオヒールボ プロバイオダーム リフティングクリーム」(3,300円)は、皮膚科学から生まれた高機能エイジングケアブランド「BIO HEAL BOH(バイオヒールボ)」のベストセラー商品、通称「タンタン(ハリ)クリーム」。トレンドの移り変わりが激しい韓国コスメ業界だが、2021年の直営店オープン時より、常に売上トップに君臨している。