LIFULLは7月10日、「銭湯のある家賃が安い駅ランキング(東京23区編)」を発表した。対象物件は、2022年6月~2023年5月の期間中に「LIFULL HOME'S」に掲載された、東京23区内の銭湯のアクセスに記載されている駅から徒歩20分以内の単身向け賃貸物件。
東京都浴場組合に加盟する東京23区内の銭湯のアクセスに記載されている駅から、徒歩20分以内にある築40年以内の単身向け賃貸物件(専有面積15m2以上40m2未満)について、管理費を含む月額賃料から中央値を算出した。
その結果、葛飾区にあるJR常磐線の駅「金町/京成金町」(66,200円)が1位に。交通と生活の利便性のバランスが良い駅で、徒歩7分にある「金町湯」は、2021年に「ニューレトロ」をコンセプトとして全面改装。毎週男女入れ替え制のサウナは、水風呂や外気浴スペースもあり、サウナ好きにも人気の銭湯となっている。
続く2位は、江戸川区にある都営地下鉄新宿線の駅「篠崎」(66,500円)。新宿へ乗換なしでアクセスでき、家賃相場も都営新宿線内では安価。北口方向にある「庄楽の湯」は、露天風呂や高濃度人工炭酸泉、シルク風呂、ジェットバス、電気風呂など、様々なお風呂を楽しむことができる。
そのほかTOP5には、3位に「永泉湯」のある「竹ノ塚(東武伊勢崎線)」と、「星谷浴泉」がある「扇大橋(日暮里舎人ライナー)」(ともに67,000円)が、5位には「第二寿湯」のある「瑞江(都営新宿線)」(67,500円)がランクインした。
東京23区内で「銭湯の多い駅」ランキングでは、「北千住」と「中野」が1位に。
足立区にあるターミナル駅「北千住」(81,000円)の西口には、「キングオブ縁側」と呼ばれる日本庭園のある「タカラ湯」、東口には徒歩1分にある「梅の湯」や、変わり湯の露天風呂などが楽しめる「大和湯」といった魅力的な銭湯など、西口と東口にそれぞれ3件点在する。
一方、中野区にある「中野」(89,000円)は、北口に4件、南口に2件。北千住と並んで東京トップの銭湯数で、南口には本格的な露天風呂やサウナなどが楽しめる「高砂湯」、北口にはダイナミックな壁絵が目にも楽しい「昭和湯」などがある。
続く3位には、「亀有(JR常磐線)」「平井(JR総武線)」「三ノ輪(東京メトロ日比谷線)」の3駅がランクインした。