今回は、好きな相手とまだ付き合っていないけれど失恋してしまう理由や、勝手に失恋した気分になったときに立ち直る方法を紹介します。
片思いのまま失恋してしまうというのは、大人になってもよくあること。原因や対処法を知って、辛い時期を乗り越えて楽しい恋を見つけましょう。
付き合ってないけど失恋する理由
付き合ってないけど失恋してしまう理由は、どのようなことがあるのでしょうか。
ここでは、男女ともに多い、付き合ってないけど失恋してしまう理由を紹介します。
好きになった人にパートナーがいた
好きな人に恋人がいた、もしくは好きな人が既に家庭を築いていたといったことを後から知ると、付き合っていないのに失恋した気持ちになります。
好きな人を見ているうちに、直感で「好きな人がいる」「恋人がいる」と分かったり、噂話や信憑性の高い話を聞いたり、知るきっかけはさまざまです。
しかし、好きな人本人から聞いたわけではないのなら、諦めるのはまだ早いかもしれません。たとえ好きな人に恋人がいたとしても、上手くいかなかったり心変わりをしたりする可能性があるためです。
ただし、好きな人が既婚者であったときは、諦めるほかないので、付き合ってないのに失恋した気分を味わうことになるでしょう。
付き合う前に振られた
付き合う前に相手に思いを伝えて、振られてしまったときも、付き合ってないのに失恋をしてしまう理由の一つ。
特に、好きな相手と友人関係である場合、思いを伝えて振られてしまうと、気まずい関係になり疎遠になることも。今まで仲良くしていた分、失恋したときのダメージが大きくなるようです。
好きになった相手との接点がない
通勤や通学時の電車の中だけで会う人、会社の顔だけ知っていてなんとなく気になる人など、次にいつ会えるのかさえ分からないような相手を好きになってしまったときも、「実ることはないだろうな」という思いから失恋したような気持ちになることがあります。
自分だけが相手を認知していて、相手は自分のことを認知すらしていないということもあるので、勝手に好きになって勝手に失恋した気分になってしまうようです。
脈なしだと知って心が折れた
付き合ってないけど失恋する理由の一つとして特に多い理由が、好きな人から「脈なし」のサインが出ていることです。好きな相手からそっけない態度をとられたり、会話が盛り上がらなかったり、2人きりで会うことを避けられたりした場合、「脈なしのサイン」と捉えられます。
好きな相手からこのような脈なしサインが出されると、告白すらしておらず不完全燃焼なこともあり、「諦めたくないのにどう頑張っても成就しなそうで、辛い」とダメージが大きくなる傾向です。
付き合ってないけど失恋する人の特徴
好きな人ができても、付き合わないまま片思いで終わってしまい、毎回告白できずに失恋してしまう人がいます。 毎回両想いになれない恋愛を繰り返している人には、特徴があります。
結ばれる見込みがない人ばかりを好きになる
付き合っていないけど失恋する人に最も多い特徴は、恋人がいる人や既婚者を好きになってしまうという点です。誰かの恋人、パートナーというだけで相手を魅力的だと感じる人は、叶わない恋愛をする可能性が高くなります。
また、道ですれ違っただけの人や通勤・通学中に電車の中で会うだけの人など、名前も年齢も分からない人に一目惚れをしやすい人も、両想いになる難易度が高いといえます。
告白する勇気がない
告白をすると、両想いになれる可能性があるばかりではなく、失恋する可能性もあります。 そのため、今の関係を壊したくない、振られるのが怖いという理由から告白に踏み出せない人も多いでしょう。
自分から告白をしたり好意を伝えたりできなければ、相手から好意を向けられることを待つしかありません。告白されることを待っているうちに、好きな相手に恋人ができることもあるため、失恋につながりやすいといえます。
片思いで満足してしまう
好きな人と良好な友人関係を築けている人は、友達のままでよいと考えてしまう傾向です。 告白をして今の関係が壊れてしまう位なら今のままで十分だと考え、そのまま片思いの関係を継続しようとするのでしょう。
しかし、片思いのままの関係を継続していると、そのうち相手は他の人と交際してしまうというケースが多いです。そのため、思いを伝えないまま片思いの関係で満足している人は、後々付き合う前に失恋する可能性があります。
誰にでも優しい
誰にでも平等に優しく接する人は、好かれやすい反面、失恋しやすいともいわれています。 誰にでも分け隔てがないため、好きな人に対しても態度が変わりません。誰に対しても平等に接することは素晴らしい一方で、特別感を与えられないため、「自分は特別な存在ではない」と相手に思われて脈なしだと判断されてしまうことも。
また、好意を見せているつもりでも、普段から誰に対しても優しいので相手がアプローチされていることに気づかないというケースもあります。
勝手に好きになって失恋した気分になったときに立ち直る方法
好きな人から脈なしのサインが出ている、告白をする前に恋愛感情はないと告げられてしまったなど、付き合ってないけど失恋してしまったショックから立ち直れない人もいるでしょう。
失恋の痛みから立ち直るには、どのようにすればよいのでしょうか。 ここからは、失恋した辛さから立ち直る方法を紹介します。
我慢せずに思いきり泣く
涙を流すことは、自律神経のバランスが整えて、リラックスさせる効果があるといわれています。
失恋して泣きたいときは、我慢せずに思いきり泣きましょう。辛い気持ちを抑え込んで我慢ばかりしていては、辛い気持ちを引きずってしまいます。思いきり泣いてすっきりすることで気持ちに区切りがつき、次の恋に進めるでしょう。
気持ちを吐き出す
失恋から立ち直るためにはひとりで抱え込まず、できるだけ自分の気持ちを吐き出します。 ノートやメモ帳などに気持ちを書き出してみたり、声に出したり、信頼できる人に話を聞いてもらったりしましょう。
気持ちを吐き出すことでリラックス効果につながり、失恋した気持ちから立ち直りやすくなるためです。
また、言葉が上手く出て来なかったり人には話したくなかったりする場合には、カラオケに行き大声で歌うこともおすすめです。 大声を出して歌うことで自然と腹式呼吸になり、自律神経が整って気持ちが落ち着くといわれています。
趣味や仕事に打ち込む
思いきり泣いたり、気持ちを吐き出したりすることも辛いときには、恋愛以外のことに集中し、失恋のことを考えないようにしましょう。趣味や仕事に没頭すれば、好きだった人のことや思い出について考える時間が減り、失恋の辛さを忘れられます。
趣味がなく、仕事に対してのやる気も湧かない場合は、今まで気になっていたのにチャレンジしていなかった新しいことに手を出してみるのもおすすめです。
新しい恋を探す
失恋の辛い気持ちを吹っ切るために、新しい恋愛に目を向けてみることも、一つの手段です。
恋愛には手をつけたくない、考えたくないと感じる場合には無理に新しい出会いを求める必要はありません。あくまでも、恋愛がしたいと感じるときに行動範囲を広げて恋活や婚活をしましょう。
自分磨きをする
失恋をすると、自信喪失につながることがあるため、自分磨きをして自信をつけることは、失恋から立ち直るために有効な手段といえます。 自分磨きとして髪型を変えてみたり、メイクを変えてみたりすると、気分転換にもつながります。
付き合ってないけど失恋するというのはよくあること
付き合ってないけど失恋することは、片思いのまま失恋することを指し、さまざまな理由から失恋してしまいます。失恋をした後はショックを受け、すぐに次の恋愛へと気持ちは切り替えられないものです。 ゆっくりと心を癒し、焦らずにできるだけポジティブに物事を捉えましょう。