JR東日本長野支社は、8月15日19時から開催される「第75回諏訪湖祭湖上花火大会」に合わせ、便利な臨時列車を運転すると発表した。上諏訪駅を深夜に発車し、新宿駅に翌朝到着する臨時列車の特急「諏訪湖花火大会号」も運転される。
特急「諏訪湖花火大会号」は、「第75回諏訪湖祭湖上花火大会」の終了後、首都圏へ帰る際に便利な臨時列車として運転。8月15日の23時59分に上諏訪駅を発車し、一夜かけて中央本線を走行。途中の八王子駅と立川駅に停車し、新宿駅に早朝5時0分の到着を予定している。E353系(12両編成)を使用し、全車指定席で運転される。
花火大会が開催される8月15日、15~18時台に松本駅から上諏訪方面へ臨時列車7本、小淵沢駅・茅野駅などから上諏訪方面へ臨時列車6本を運転。終了後の20~23時台、茅野・小淵沢方面へ臨時列車13本、岡谷・松本方面へ臨時列車12本を運転するほか、岡谷駅から飯田線駒ケ根方面、松本駅から大糸線信濃大町方面の臨時列車も設定される。他にも臨時列車の運転を予定しており、詳細は「7月20日発売のJR時刻表8月号をご覧いただくか、駅係員にお尋ねください」とのこと。
上諏訪駅では、花火大会の終了後、岡谷・松本方面へ帰る利用者に向け、専用の西口臨時改札口を設置。利用者の安全確保のため、改札口で入場制限を行う場合がある。多くの利用が見込まれ、入金(チャージ)不足による改札口や精算窓口の混雑も予想されることから、「Suica等IC乗車券にはあらかじめ十分な入金(チャージ)のうえ、ご利用をお願いいたします」と呼びかけている。