Z世代を対象としたシンクタンク組織『Z総研』は、「消費行動」に関する意識調の結果7月5日に発表した。調査は4月7日~9日の期間、12歳〜25歳の187名を対象にインターネットにて実施したもの。
よく利用する通販サービスを尋ねたところ、「SHEIN」(23.5%)が最も多く、次いで「Amazon」(21.5%)、「Qoo10」(18.0%)と続いた。具体的に、「SHEINの商品はすべてチェックしていて、洋服や小物など何でも購入している」、「Qoo10はメガ割が凄い、どこが1番安いか他と比較をしても大体Qoo10に辿り着く」といった意見があがり、欲しいものや必要なものを安く購入するために人気が高いと同調査は考察している。
商品を購入する際に重視するポイントをみると、「価格の安さ」(17.8%)、「コスパ」(16.7%)、「品質の良さ」(16.4%)の割合が高く、以降「ネットの口コミや評判」「トレンド感」などと続いた。
SDGsやサスティナブルであることが理由で商品を購入した経験に対し、最も多かったのが「購入したことはないが、したいと思っている」(49.3%)だった。次いで、「意識して購入したことがある」(19.8%)、「意識はしていないが、結果的にそうだったことがある」(16.9%)、「購入したことはないし、今後もしない」(14.0%)との結果に。寄せられたコメントから、興味関心はあるものの、値段が高いなど金銭的な問題でまだ購入できないという実情が明らかになった。