マイナビは7月7日、「マイナビ 2024年卒大学生 活動実態調査(6月)」の結果を発表した。調査期間は6月24日~30日、調査対象は2024年3月卒業見込みの全国の大学生・大学院生2,472人を対象とした。
6月末時点での内々定率は前月比9.3ポイント増の79.5%、平均内々定保有社数は同0.3社増の2.5社となった。
未内々定の学生に現在就職活動で困っていることを聞くと、「面接を通過できない」が同2.3ポイント増の50.9%でトップ。具体的には、「練習通りに面接選考に臨んでいるが、どうしても最終面接まで進むことができない」「最終面接まではいくが、そこまでしかいけない。緊張しすぎてしまって、面接がうまくいかない」など、最終面接関連の悩みが寄せられたという。
入社後の配属先(勤務地・職種)に対する考えについては、「勤務地・職種ともに自分で適性を判断して、選びたい」(54.0%)前年に続いて1位。同調査では、キャリア感の醸成が進んだことや、ライフスタイルへの考え方が変化していることなどに伴い、入社後の勤務地や職種を自分で判断して決めたい学生が多いと分析している。
また、入社後の配属をいつ知りたいか質問すると、入社前(「内定通知前の面談・面接」「内定通知と同時」「内定式」「内定通知後から入社前まで(内定通知時、内定式は除く)」の合計)が同1.7ポイント増の87.7%に上った。
この他、内々定先企業に入社後の配属希望を伝えたことがある内々定者は40.9%、企業側から希望を聞かれたので答えた内々定者は27.3%となった。