BIGLOBEは、「ジェンダーに関する意識調査」の結果を7月5日に発表した。調査は6月1日~2日、20代〜50代の男女1,000人を対象にインターネットにて実施したもの。
日々の生活でジェンダーギャップを感じるかとの質問に対し、「やや」を含め「感じる」との回答が、男性4割、女性5割との結果に。性年代別に見ると「40代女性」(62.4%)が最も多く、男性との差がみられた。具体的な内容を尋ねたところ、「男性の方が昇進に有利」「女性管理職が少ない、いても形式的」「議員の男女比」「女性の方が賃金が低い」「家庭の家事分担の不平等」といったコメントが寄せられた。
日本のジェンダーギャップ指数が低いことを解決すべきだと思うかと尋ねたところ、「やや」を含め「思う」との回答が約7割だった。男女別にみると、男性(60.4%)と女性(74.6%)と差がひらき、さらに女性は年代が上がるにつれて割合が高くなり、50代女性は9割近くにのぼった。
LGBTに対する教育・啓発に対し、「まったく」を含め「足りていない」との回答が約8割だった。また、今後の学校におけるLGBTに対する教育について尋ねたところ、「少しは教育していくべき」(41.3%)に続き、「しっかりと教育していくべき」(24.9%)との結果に。一方、「わからない」(20.6%)も2割と判明した。