日本スポーツ広告協会は、日本ファイナンス協会が実施した「借入金額とお金を借りた理由」についての調査結果を7月5日に発表した。調査は6月3日〜16日の期間、お金を借りた経験のある10代〜80代の男女463人を対象にインターネットにて実施したもの。
借りたお金の金額を尋ねたところ、「10万円〜30万円」(31.7%)が最も多く、次いで「5万円~10万円」(25.1%)、「100万円〜200万円」(19.5%)と続いた。
お金を借りた理由に対し、トップの「生活費」(36.8%)に続いて、「ギャンブル」(20.6%)、「住宅・車の購入」(19.1%)、「ショッピング」(14.4%)との結果に。そのほか、「留学」「冠婚葬祭」「引っ越し」「旅行」「親しい友人にだまされて仕方なくお金を借りた」との回答もみられた。
お金を借りる手段について、「消費者金融のカードローン」(61.3%)が6割を超えた。その中で、「無利息期間中に完済すれば、タダでお金を借りられる」との回答もあがった。次いで「親・友人から」(14.5%)、「銀行」(11.7%)と続いた。
借りたお金の返済方法を尋ねたところ、1位「おまとめローン」(27.1%)、2位「親・友人」(26.5%)、3位「債務整理」(22.8%)、4位「自己破産」との結果に。「お金を借りる手段」でも「親・友人」は2位にあがっており、「手っ取り早く借りられる」「利息がない」ことから親しい人に頼っている人が多いと同調査は考察している。
過去に何回お金を借りた経験では、「1回」(43.1%)が最も多く、次いで「2回」(29.6%)、「3回」(13.8%)と続き、半数以上が過去に2回以上お金を借りた経験があることが判明した。