JR東日本は7日、昨年度の各駅乗車人員に関するデータを同社サイト上に公開したと発表した。上位11~100位の駅において、舞浜駅と水道橋駅が前年度比30%以上の大幅な増加を示し、原宿駅や新大久保駅、上野駅なども前年度比20%以上の増加となった。
東京ディズニーリゾートの最寄り駅である舞浜駅は、2018年度の乗車人員8万3,157人(JR東日本の駅で55位)から、コロナ禍の影響で乗車人員が大きく落ち込み、2020年度の乗車人員は3万8,395人(JR東日本の駅で93位)に。2021年度は乗車人員4万6,815人(JR東日本の駅で77位)で回復傾向が見られ、2022年度の乗車人員は6万3,906人(JR東日本の駅で58位)。前年度比36.5%の増加となった。
東京ドームシティの最寄り駅のひとつである水道橋駅も、2018年度の乗車人員8万3,358人(JR東日本の駅で54位)から、2020年度は乗車人員4万879人(JR東日本の駅で84位)に落ち込んだ。2021年度の乗車人員は4万7,336人(JR東日本駅で74位)に増え、2022年度の乗車人員は6万2,888人(JR東日本の駅で61位)に。前年度比32.9%の増加となった。
原宿駅は2022年度の乗車人員5万7,724人(JR東日本の駅で65位)で前年度比24.3%の増加、新大久保駅は2022年度の乗車人員4万3,552人(JR東日本の駅で95位)で前年度比21.9%の増加、上野駅は2022年度の乗車人員14万7,777人(JR東日本の駅で13位)で前年度比21.0%の増加となった。いずれも都内および東京近郊で人気の観光・お出かけスポットにある駅で、定期外の乗車人員がとくに大きく増加した点でも共通している。