テレビ朝日系ドラマ『警部補ダイマジン』(7日スタート 毎週金曜23:15~※一部地域除く)の第1話完全版試写会・記者会見が7日、東京のユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、生田斗真、向井理、三池崇史監督が登壇。土屋太鳳からのビデオメッセージが公開された。

  • 会見にビデオメッセージを寄せた土屋太鳳

第1子妊娠中で本日の会見には不在となった土屋だが、生田は「本当に素直で真面目でまっすぐな方なんですよ。今日も移動中にInstagramをチェックしてたら、『今日は生田さんたちがテレビ朝日のこの番組やこの番組に出ます、記者発表もあります。今日という日が素晴らしい日になりますように』みたいなことが書いてあったので、「真面目かっ」ってツッコんでおきました」とニッコリ。向井も「彼女自身は大変な状況の中での撮影になったと思いますけど、人に気を使わせることなく、ちゃんと現場に溶け込んで一つずつ組み立てていっていました」と土屋の真面目さが光る現場でのエピソードを。三池もそんな土屋を「強くてしなやか。母親としての強さとはまた違って、生きることへのすごいエネルギーを感じる」と表現していた。

会見では、そんな土屋からVTRでメッセージが。「本日はご一緒できなくてとても寂しいんですけど、七夕夕夏(土屋の役名)と一緒に心はそちらに飛んでおります。暗黙の諦めというような閉塞感が今の時代には存在していて、なんだこれっていう怒りや憤りを感じることが多い、難しい時代だと思うんですけど、そのエッセンスをぎゅっと凝縮してマグマにしたような、癖になる作品だと思います」と作品の魅力をアピールしたあと「夏のオンエアですので、水分補給をしながら、一緒この世界を戦っていただけたらと思います」と爽やかに呼びかけた。

このメッセージに、生田は「やっぱ土屋太鳳おもろいな~」と爆笑。「水分補給しながらドラマ見てって言われたことあります?」とツボに入ったポイントにツッコむと、向井も「お酒片手に、とかだったら分かるけどね」と同意し、生田は「かわいいとこあるよね」としみじみ。また向井は「天然だったよね」と土屋とのW杯期間の会話を回顧。「相手チームの国の食べ物を食べながら見ているって言ってたんですよ。イタリアだったらパスタ、韓国だったら焼肉とか。でもクロアチア戦ではクロアチア料理が見当たらなかったから、タイカレー食べましたって言っていて」「どこからタイが出てきたんだ」と2人で当時を振り返り、生田は「そういう子なんですよ、あの子」と笑顔を浮かべていた。

ドラマ化もされたコミック『クロコーチ』を生み出したリチャード・ウー(原作)&コウノコウジ(作画)コンビの最新作『警部補ダイマジン』(『週刊漫画ゴラク』連載中)を、“土竜の唄シリーズ”の生田&三池崇史監督コンビがテレビ初タッグを組んで映像化する同作は、ダークヒーローが巨悪に挑む物語。正義感の強い警視庁捜査一課のエース“ダイマジン”こと台場陣(生田)が、弱みを握られたことで飼い主となった平安才門(向井理)に召使いのようにこき使われながら、自分を殺人犯と疑って急接近してくる刑事・七夕夕夏(土屋)らとともに、法で裁けない犯人に剛腕を振りかざし悪を持って悪を制していく。